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Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

アルジェリア縦断 15 アルジェ

2008-02-05 01:35:02 | 中近東/北アフリカ
1月4日 

アルジェリア滞在最終日。最後はアルジェの市内観光でしめる。

まずは丘の上の警察署に出向いて、またまたおまわりさんの護衛付きでカスバの見学。大昔のフランス映画、ジャン・ギャバン主演の「望郷」で有名になったアルジェの旧市街だが、犯罪者も隠れ住む迷路のような町、今も勝手に迷い込むと危険、などなど恐ろしげなふれこみの町だ。

しかし護衛付きでぞろぞろ歩けば白い壁と狭い坂道が海に向かって下っていくこぎれいな町。
 
  
ごみも落ちていないし、壁にはあちこちにきれいなタイル装飾があるし、
  
カスバ浄化キャンペーンでも実施中なのだろうか。
 こんなものものしい護衛(Sさん、写真ありがとう!)を付けるからには危険はあるのだろうし、安全な所しか歩かせないのだろうが、しかしそれにしてもあまりおもしろくない。
というのもこのルート、観光客と護衛以外に人の姿がほとんど見えないのだ。
途中にあったお店と言えば
 金物屋と
 パン屋だけ。
  
オスマン時代の建物もほとんど残っていないので、あっさりと下まで降りてしまった。

カスバを出るとカフェにはおやじがたむろっているし、街角ではおいしそうなパンを売っている。
 
  
きれいなモスクやら、買い物客でにぎわう通りやら、こっちの方がずっと面白そうだ。

にぎやかな町に未練を残しつつ、バスはまた別の丘の上のノートル・ダム・ド・アフリク大聖堂へ。フランス植民地時代の1872年に建てられた教会だ。
  
 中央の祭壇には黒いマリア様。周りのタイル装飾が美しい。

ゆっくり昼食を食べた後、空港への途中で独立記念塔へ。
 92メートルの高さの柱の下に独立戦争の殉死者のためのモニュメントがあるのだが、なぜか真ん中は立ち入り禁止。強面のおまわりさんが厳しく見張っているので、最後はまたおまわりさんウォッチング。
  
 アルジェの町に別れを告げて空港へ。

パリ行きのアルジェリア航空は珍しく定刻出発。
パリで一泊して、ソウル経由成田に到着したのは1月6日。
 富士山を見たらやっとお正月気分が湧いてきた。


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コメント (3)
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