Happy Losar!
今日はチベット歴の元旦。
だから、と言うわけではないが、前から気になっていた不動前のチベット美術館へ行ってみた。
東急目黒線の不動前駅から住宅地の中を5分ほど。
まわりにお墓が並んだ、ごく庶民的なお寺が安養院。

本堂は最近建てかえられたらしいコンクリート造りで、本堂の下、半地下のようなところが美術館になっている。
境内には猫にえさをやっているおばさんが1人、社務所を覗いても誰もいない。
どうしたものかとしばらくうろうろしているうちに住職のおじさんがやってきて入り口を開けてくれた。
入館料800円を払い、スリッパに履き替えて中へ。
中は撮影禁止なので写真がないが、ちょっと洞窟のような造りになっていてチベット式の仏具やら仏像やらがぎっしり。古い仏具はよく集めたものと感心する。
曼陀羅のタンカもたくさんあって、おそらくネパールのもので最近のものだが、細かい筆致のいいものがある。
入り口周りや扉もネパールの木彫で、これだけ大きなものを持って来るのは大変だったろうと思う。
ぐるっと回って脇の小部屋に入ると、チベットから僧侶を呼んで作らせたと言う砂曼荼羅がある。4人がかりで1週間かけて作ったそうで、チベット本土で見た砂曼陀羅に比べるとやや大雑把な感じだが、個人コレクションでこんなものまで展示しているのは珍しいだろう。
展示の仕方は垢抜けなくて、いささか骨董屋かタンカ屋の店のような感じだが、こんな住宅地の真ん中にこんなコレクションがあると言うのが面白い。
安養院/北インド・チベット美術館
門を出ると何の木だろうか、黄色い小さな花がいい香りを放っていた。春ももうすぐ、かな。
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今日はチベット歴の元旦。
だから、と言うわけではないが、前から気になっていた不動前のチベット美術館へ行ってみた。
東急目黒線の不動前駅から住宅地の中を5分ほど。
まわりにお墓が並んだ、ごく庶民的なお寺が安養院。

本堂は最近建てかえられたらしいコンクリート造りで、本堂の下、半地下のようなところが美術館になっている。


境内には猫にえさをやっているおばさんが1人、社務所を覗いても誰もいない。
どうしたものかとしばらくうろうろしているうちに住職のおじさんがやってきて入り口を開けてくれた。
入館料800円を払い、スリッパに履き替えて中へ。
中は撮影禁止なので写真がないが、ちょっと洞窟のような造りになっていてチベット式の仏具やら仏像やらがぎっしり。古い仏具はよく集めたものと感心する。
曼陀羅のタンカもたくさんあって、おそらくネパールのもので最近のものだが、細かい筆致のいいものがある。
入り口周りや扉もネパールの木彫で、これだけ大きなものを持って来るのは大変だったろうと思う。
ぐるっと回って脇の小部屋に入ると、チベットから僧侶を呼んで作らせたと言う砂曼荼羅がある。4人がかりで1週間かけて作ったそうで、チベット本土で見た砂曼陀羅に比べるとやや大雑把な感じだが、個人コレクションでこんなものまで展示しているのは珍しいだろう。
展示の仕方は垢抜けなくて、いささか骨董屋かタンカ屋の店のような感じだが、こんな住宅地の真ん中にこんなコレクションがあると言うのが面白い。


