Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

香港の休日

2008-02-22 00:52:33 | 東アジア
また遊んでる、と言われそうだが、中国での仕事を終えて今日は香港で一日休養。
 まずはワンタンメンから一日をスタート。エビワンタンは細いゴムのような麺の下に隠れている。
コーヒーカップに入っているのは香港名物、鴛鴦茶。コーヒーと紅茶のミックスされたこの飲み物、結構好きなのだ。

ホテルのあるコーズウェイベイからワンチャイ方面へてくてく歩く。
タイムズスクエアを過ぎて横丁に入るととたんに庶民的な市場が現れる。
 
菜っ葉が山と積まれ、肉屋の店先には豚さんの顔やら脚やらがぶらさがる。
 
パワフルな魚屋もあれば、渋い店先で涼茶を飲み干す人もあり。
このあたりは際限なく市場や露天が続いて、まったく飽きることがない。

ワンチャイからさらに西へ歩いて香港公園に着く。
この中にある茶具文物館に一度来て見たかったのだ。
 1840年代に建てられた元イギリス軍総司令官邸の中が、今はお茶の博物館になっている。香港中で見かけるファミレス・チェーン、大家楽の創業者のコレクションが元になっているのだそうだ。今日は展示換えのため2階には登れず、1階の常設展のみ。日本の茶道の元が宋代に始まったことを知る。
 隣の羅桂祥茶芸館にはさらに陶磁器と印章のコレクション。数は少ないが、宋、元代のいい陶磁器が見られて眼福。これで入場無料とはうれしい。

この茶芸館1階の楽茶軒では軽い食事ができる。
 野菜の蒸餃子も巻湯葉もおいしかったが、金観音という青茶が香り高くさっぱりとして、さすがにおいしかった。このお茶室はおすすめ。

食事の後は腹ごなしのため公園の中を散歩。
  
緑の向こうに高層ビルがそびえる景色はいかにも香港。小さな温室もあるこの公園は今日のような日にはなかなか気持ちいい。

公園を出て今度は香港島名物、2階建てのトラムに乗る。
 
2階の1番前に陣取ってしっかり観光客する。
このトラムは端から端まで乗っても一律HK$2(30円弱)。安上がりで最高に楽しい。

乗ったトラムの終点はノースポイント。観光客など来ない、ごく庶民的なエリアだ。
 向こう岸の九龍サイドを眺めてしばしぼーっとする。
  
ここの市場をまた一回りしてからトラムでコーズウェイベイへ戻る。

今日は良く歩いたので目に付いた足裏マッサージ屋へ直行。ついてくれた若いお兄さんのマッサージは容赦なくて、土踏まずをぐいぐいやられると汗が出るほど痛い。腎臓が弱いんだって。でも終わった後はやっぱり気持ちいい~。

夕食は何にしようかと考えたが、この後まだ台湾に行くので中華はお休みしてインドネシア料理屋へ。
 きりたんぽのように固められたご飯にチキンココナッツカレーがかかり、さらに野菜やビーフ・レンダンの乗ったこの料理、初めて食べたがおいしかった!ちょっとカレーに飢えていたかも。

香港は何回来ても楽しい。


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コメント (9)
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