Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

「最高の人生の見つけ方」&「ジュノ」

2008-05-15 02:35:25 | 機内食・映画・美術展
席は悪い、飯はまずい、と文句をつけたエミレーツ航空だが、ここのエンターテインメント・システムはすばらしい。ヴァージンにも負けないほど映画や音楽の選択肢が多いのだ。

そんな中、今回選んだ映画2本。

「最高の人生の見つけ方」 

この日本語のタイトルはあまりいただけない。原題の "The Bucket List" は棺おけに入る前にやるべきこと、と言う意味で、主人公2人が死を目前に控えているというのが重要なのだ。

余命半年を宣告された2人のうち1人が大金持ちで、したいことを贅沢三昧すべてしてしまう、というのはハリウッド流のおとぎ話、ストーリーの展開も予定調和。しかし主役の2人、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンがとにかくうまくて、この映画はある年齢以上(つまり年寄り)にはしみる。

特に死んだ後、どこに骨をうずめたいかというのは先日も温泉仲間と熱く語り合ったばかりなので、この映画のラスト(これは内緒)にはちょっとやられた。

我々の結論はそれぞれ散骨場所を指定しておき、残った者はそこへツアーに行くというもの。これもかなりいけていると思うがいかがだろうか。

ところでモーガン・フリーマン、一度成田空港で見かけたことがある。「ミリオン・ダラー・ベイビー」のプロモーションで来日した帰りだと思うが、鼻歌を歌いながら出国審査の列に並んでいた。他の人たちより頭一つ背が高く、映画で見るよりずっと若々しくてかっこよかった。あの時、握手の一つもしておけばよかったなあ。大好きな俳優さんの1人。

「ジュノ」

こちらはうってかわって16歳の女の子が妊娠して、養父母を探す話。
家族構成、養父母になろうとする夫婦の事情などなど、いかにも現代のアメリカらしく、でも視線に暖かみがあってとてもいい。
こちらも主役のエレン・ペイジがちょっとオタクの入った変わった女の子を演じていてすごくうまい。
拾い物の一本。


ブログランキング・にほんブログ村へ ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする