Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

四川大地震のこと

2008-05-18 15:54:45 | チベット文化圏
北京から香港に移動してコーズウェイベイを歩いていたら、四川大地震への募金活動としてボランティアが果物や雑貨を売っており、大勢の人が協力をしていた。
 
 
その前日には駅前に大勢のカメラクルーがいて、何事かと思ったらテレビタレント達がやはり災害支援のキャンペーン中だった。

テレビや新聞のトップニュースが四川の地震被害のことであるのは中国本土も変わらなかったが、北京の街中では香港のようなキャンペーンは一切見当たらず、新聞を見ない限りは何事もなかったかのよう。

同行していた中国人の同僚によると、本土の方では企業が義援金を出しており、あとは中国政府がやるから一般大衆は余計なことをせんでいい、ということらしい。

外国からの人的援助をなかなか受け入れなかった態度といい、中国政府が自国民も含めてよそ者をあのエリアに入れまいとしているのは明らか。見られてはまずいものがそんなにあるのか、とは考えすぎだろうか。何しろ震源地付近はチベット族の多く住む地域、へたをしたらまた少数民族問題に火がついてしまう。

4年前の夏に訪れたあの地域は天国のような所だった。
皆さんの無事と一日も早い救済を祈るばかり。


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コメント (4)
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