Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ヨルダン縦断2 アンマン市内観光

2008-05-27 01:47:47 | 中近東/北アフリカ
5月4日

実質アンマン一日目、まずは高い所から、ということで車でアンマン城へ行く。
7つの丘からなると言うアンマンの町、ここから眺めるとどの方向にも家のびっしり立ち並んだ丘と、眼下のダウンタウンがよく見える。
 
 はるか遠くには確か世界一の高さと大きさとやらのヨルダン国旗もはためく。 

アンマン城と言ってもここに立派な城砦が残っているわけではない。見晴らしの良いこの場所には
 ローマ時代の神殿跡
 ビザンチン時代の教会跡
  
ウマイヤ朝の離宮跡がぽつりぽつりと残っていて、さすが歴史の積み重なった場所と思わせる。

 敷地のはずれにはこじんまりとした考古学博物館。ずいぶん質素なたたずまいだが、中の展示品はなかなか面白くて
 ぺトラの彫像とか
  
私の大好きなローマ・ガラスとか
  
イスラムの工芸品も美しい。

目玉の一つは死海文書だが、それより目を引くのはこちら。
  
紀元前6500年頃の物と言われる人形。不気味なような、ユーモラスなような、とにかく見物人が皆引き寄せられている。

市内には現在、国立博物館を建設中だそうだが、確かにここの収蔵品にはもっと立派な器がふさわしい。

博物館を出た後は徒歩で階段を下って眼下に見えていたローマ劇場へ。
  
自然の地形を利用して作られたこの劇場、勾配がきつくて下りは怖い。

この劇場の両翼には伝統文化博物館と民俗博物館があって
 ベドウィンの衣装とか
 生活の様子を上手に展示している。

ここからダウンタウンに入ると大きなモスクが見えてくる。
 キング・フセイン・モスク 

この周りにはお店がぎっしり。
 華やかな服屋とか、金の店とか

でも一番好きなのはやっぱり生鮮市場。
 アラブならではのおっさんワールドだが、野菜や果物が美しく並べられている。
 
  
チーズは東トルコで見たものにそっくり。そしてイチゴ売りのおじさん、見事なイチゴをそれはそれは大事そうに並べていたので一山買ったら、「シュクラン」とすごくうれしそうにしてくれた。

見所がない、などと言われるアンマン、そんなことはない。


にほんブログ村 旅行ブログへ  ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする