Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

恵比寿でマレーシア料理 「ジョム マカン」

2008-07-06 01:42:24 | 食べ歩き
暑くなったらエスニック、ということで、恵比寿のマレーシア料理屋というのに行ってみた。
マレーシア料理 レストラン & カフェ ジョムマカン-Jom Makan -ホーム


恵比寿の駅から8分、代官山の駅に近い住宅地の中にある。代官山の周りってほんとに道が入り組んでいて分かりづらい。

ビルの半地下にある店は細長く、入り口の脇には世界各国のビールがずらりと並び、壁にはなぜか日本の書がかかっている。あまりおしゃれじゃなくていいかげんなところがマレーシアらしいといえばらしいかも。

写真入りで分かりやすいメニューを見ながら早速注文。
 まずは定番、チキンサテー。甘いピーナツソースで期待通りの味。
 ちょっと変わったバナナの花のココナッツサラダ。みょうがの皮のようなバナナの花とツナかカツオのような魚、ココナッツにナンプラーやレモングラスの香りもする。今まで食べたことのない不思議な味だが、これは結構好きかも。
 ヤングパパイヤのマリネはタイ料理のソムタムのようなものを想像していたのだが、パパイヤよりマロニーちゃんのたくさん入った辛いなます。
 ニョニャ料理のオタオタは魚のすり身あげ。ココナッツが入っているのは初めて食べたが、これもうまい。
 マレーシア料理と言えばこれ、フィッシュヘッドカレー。
 ロティチャナイというインドっぽいパンと食べる。
カレーはかなりマイルドで、日本式のカレーのようにとろっとしている。が魚のだしが出て、魚の身もおいしい。頭だから食べる所はちょっとだけど。
 レモンチキンは普通のチキンカツ。甘いレモンソースがついてくるが、ここはもっと辛い肉料理を頼めばよかったと反省。

ここでペナンラクサを頼んだら、時間がかかるからとマネージャー氏がおつまみをサービスしてくれた。
 玉ねぎのスナックと説明されたが、ちょっとピリ辛のベビースターラーメンの味。はまる。

そして登場、ペナンラクサ。
 大量のきゅうりの下にうどんのような白い麺が隠れていて、スープと言うよりはどろりとしたソースがかかっている。これをよく混ぜて食べるとまずは食感にびっくり。麺の見た目を裏切る腰の強さ。そしてソースはエビミソやらカツオ節やらいろいろ複雑な味がする。以前、マレーシアで食べたものとは全然違うが、これはこれでかなりうまい。ペナン風というのはこういうのなんだろうか。

 デザートは左からヤム芋のアイスクリーム、パンダンリーフケーキ、マンゴープリン(と言うかゼリー)、王様のデザート。最後のはバナナとドライマンゴー、プルーンにカスタードソースがかかっただけで名前負け。一番おいしかったのは一番地味に見えるパンダンリーフケーキだった。

全体に味付けはかなりマイルドで、メニューに唐辛子マーク2つでも全然辛くない。マレーシアらしく辛いものが食べたいなら唐辛子マーク3つのものを選ぶか、辛くしてとお願いした方がいいだろう。しかしおだしなど複雑な味のものもあって、この店はちょっと変わったメニューを頼んでみた方が面白い食事ができそうだ。

ところでこの店、マレーシア政府公認レストランで、マレーシアの観光誘致政策の一環らしい。食を通してマレーシアに興味を持ってもらおうという考えの下、これから世界中に1000店舗こういう店を作るのが目標なんだそうな。マレーシアっておもしろい。

カジュアルでコストパフォーマンスがいいし、ここはラクサを食べるだけでもまた行く価値がある。


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コメント (8)
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