Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

香港な日々5 スタンレー

2008-07-25 16:41:28 | 東アジア
夕方までぽっかり空いた一日、天気も良かったので香港島の反対側、スタンレーまで脚を伸ばしてみた。香港島の南側に行くのは20数年前、レパルス・ベイへ行って以来だ。

まずはセントラルのバス・ターミナルから2階建てのバスに乗る。
 後で調べたらコーズウェイベイからもミニバスで行けたようだが、見晴らしが良かったのでよしとしよう。
 ハッピーバレーの競馬場の脇を通って、バスは香港島の真ん中、山の中を突っ切って行く。競馬場から10分も行けばもうまわりは緑一色。細いくねくねした山道で、2階建てのバスの窓を枝が叩く。

緑の山の上には瀟洒なマンションも見える。香港のお金持ちはこういうところで海を見下ろしながら暮らすのね、とため息。

やがて大きなリゾートホテルの建つレパルス・ベイを通って、40分ほどでスタンレーに到着。
 バス停の下にはマーケットが広がり
 その先は海。南国の海の香りがする。

海を左手に見ながらちょっと行くとマレーハウスという立派な建物がある。
 ビクトリア時代、英国軍のために建てられたものだが、元々この場所にあったわけではなく、セントラルに中国銀行のビルが建てられた時、そこから移築されたのだそうだ。

2,3階にはレストランが入り、1階には香港海事博物館がある。
 博物館マニアなのでもちろん入る。
中は右手の古代館、左手の現代館に分かれていて、古代館は船の模型中心、現代館はちょっとしたインタラクティブ・ゲームもあってなかなか工夫されている。古代館の模型は前日に見たある映画のおかげでよけいおもしろかった。

博物館で涼んだ後はマーケットでお買い物。
  
いかにも欧米人好みの安い衣料やお土産の店ばかりだが、探せば面白いものもなくはない。
 と言うわけでゲットした猫柄のバッグにチャイナカラーのTシャツ、ベトナム製と思しきカマキリとアリの刺繍の小袋でしめて約2500円。

バス代はセントラルから普通バスで8ドル(120円)、快速バスで10.6ドル(160円)。
安上がりな休日であった。


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コメント (8)
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