Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

シリア周遊 13 アレッポの旧市街

2009-06-25 20:46:29 | 中近東/北アフリカ
5月5日 続き

昼食を終えたらアレッポのスークに突入する。

 まず目に付いたのは里芋かジャガイモのような、土のついたゴロゴロした物。言葉が通じないので定かには分からないが、鼻を近づけるといい香りがしたのでトリュフのようなものだろうか。
 
このお菓子屋さんは気前がよくて、見ているといくらでもお菓子をくれる。

この店先でアクセサリー屋の兄ちゃんに拉致されてゴールド・スークへ。
 
何本もある細い通路の両側に小さな金銀細工の店が並ぶ一角。ドバイのゴールド・スークなどに比べると地味なものだが、ちゃらちゃらしたアクセサリーを品定めするのは楽しい。
結局、客引きの兄ちゃんとは別の店でピアスを買ったが、店の人がわざわざ「我々はアルメニア人である」と言うのはどういう意味があるのだろうか。複雑な歴史をちらっとのぞいた気がする。

  
アレッポのスークはダマスカスに比べて石造りの天井が残っている所が気分。その分通路は狭くてゴチャゴチャしているが、そこに水売りなどがいて、ここは昔からずっと変わらないのだろうと思わせる。

 
売っているのは衣類や生活雑貨から食料までなんでも。スパイス屋さんは店頭のディスプレーが見事。アレッポ石鹸の店ももちろんいっぱいあって、お土産用のかわいい石鹸もたくさんある。

このスークの中をうろうろと、随分歩いたはずだが帰ってみると意外に写真がない。
同じような店があまりにもたくさんあるので見るのに夢中になり、写真を撮った気になっていたのだろうか。

石のアーケードに疲れたところでスークを出て、ホテルのあるキリスト教地区の方角へブラブラと歩く。

アレッポの旧市街には2階に木造の出窓を張り出させた家がたくさんあって、これがおもしろい。
 
 
 格子の破れ目からは小さな顔がのぞいていたり。

  
このあたりは古い城壁の中に店があるのだろうか。無人の床屋がかっこいい。
 こちらは別の床屋で。昔なつかし、坊ちゃん刈りのボクは緊張しまくり。

 ゾロゾロを着た女性でにぎわうアル・ティラル通りまで来ればホテルはすぐそこ。

今日もよく歩いた。


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コメント (6)
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