goo blog サービス終了のお知らせ 

Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

東チベット・雲南の旅 9 さらに沙渓古鎮

2010-06-03 00:38:25 | 東アジア
3月23日

午前、自由行動で沙渓古鎮の中をうろつく。

 
路地の奥へ奥へと入って行くと、そこにはまだ本物の「普通の生活」があり、ただ一部の家がゲストハウスに変わりつつある。
覗かせてもらった一軒の中庭は北面の壁が白く塗られている。これは南からの日の光を反射して中庭を明るくするための工夫だそう。
 こんな凝った入り口の家もあって、建物探訪は面白い。

 一軒の中庭でなにやら作業中の女性を発見。
  
大きな白い塊の表面を糸で薄く削ぎ、それを竹ザルに並べて干していく。
この白い塊は緑豆でできたこんにゃくのようなもの。
 乾くとこんな風になって、これを水で戻して炒めたりするらしい。

さらに行くと大勢のおばちゃんたちでにぎわう道教のお寺にでくわした。
  
  
カラフルな神様ににぎやかな音楽。
  
お供え物まで華やかだ。

古鎮の真ん中の広場には仏教のお寺がある。
 
なかなかしっとりと落ち着いた境内だが、お堂の中は空っぽで今まさに新しい仏像を製作中。
文革中に壊されたお寺が復興中なのではないかと思われる。

そのお向かいには「茶馬古道博物館」というのがあり、お寺のチケット売りのお姉さんが鍵を開けてくれる。
 
建物の中の塔に登ると広場の周りの屋根が良く見渡せ、
 
こじんまりとした展示では昔の塩の運搬の様子がわかる。塩はこんな円筒にして運んだらしい。

古鎮を一回りして新市街の方に出ると、お祭りだからだろうか、民族衣装を売る露天が並ぶ一角に出た。
   
これはイ族の衣装。なかなか手が込んでいるが、この安っぽい色はどうにかならんのか。
 伝統的な被り物をかぶって見せてくれたイ族のお姉さん。

道端には山菜を売る露天も出ている。
  
左のをおばちゃんが試食させてくれたのでかじってみたら、これはごぼうだった。
おばちゃん、ごぼうは生じゃ食べられないよ。

さらに行くと市場を発見。ただしお祭りのせいか人は少なく、活気がない。
  
豚さんの顔はいっぱい転がっていたけど。

ツアーに食事は付いているが、町に出ればローカルものが食べたくなる。
 というわけでなかなかにぎわっていたこの店でランチ。
 具がたくさん載った米麺は辛い肉味噌を適度に混ぜればピリ辛でうまい。
 こちらは揚げた豚皮の煮込みだろうか。ビミョー。

宿に戻ろうと旧市街に入ると、広場の催しごとのために人が集まり始めていた。
 出番を待つお嬢さんたち。
  
将来のお嬢さんと元お嬢さんたち。

しかし残念ながら我々はここでタイムアップ。
バスに乗り込むべく、沙渓古鎮の町を出た。


にほんブログ村 旅行ブログへ  ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする