Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

台北の朝ごはん

2010-06-11 03:20:46 | 東アジア
またまたおなじみ、台北。

泊まっているホテルの朝食がつまらないので、外においしいものを物色に行く。

と、ホテルのすぐ裏に気になる小さな朝ご飯屋さんを発見。
 早點とは朝ご飯のこと。早朝、6時ごろからせいぜい11時まで営業のこういう店が台北のいたるところにある。

中を覗くとちょっと強面のおじさんが黙々とクレープを巻いている。
 
見かけによらず(失礼!)繊細な仕事ぶりなので、このクレープを注文してみる。
 すると北京ダックの皮のようなクレープにのりが敷かれ、その上にはてんこ盛りのアルファルファ、真ん中にまかれているのは台湾人の大好きな肉そぼろにきゅうりとなし。
甘辛いそぼろに薄甘いなしときゅうりの食感がおもしろく、大量のアルファルファはいかにも体にいい。

これは軽くて健康的な朝食、と喜んで食べていると、おじさんから「おいしいからお食べ」と差し入れが。
 これは前回来た時、果物屋でみかけたプラムの砂糖漬け。
甘さの中にちょっと塩気も混ざっているようで、これまた台湾人の大好きな茶梅の味に似ている。
でもこちらの方がカリカリとして、なかなかおいしいじゃないの。

一見怖そうだったおじさん、実はとても親切なひとだったんだ、言葉はぜんぜん通じないけど。

他にも焼きソバとか、おこわとか、サンドイッチ、ハンバーガーなどなど、台湾早點屋定番メニューの揃うこの店、この次もまた来よう。

このクレープ一つではちょっと物足りないな、と周辺をさらにお散歩。
 バイクがびっしり並ぶごく普通の商店街。

また別の店で、今度は包子をテイクアウト。
 春雨とキャベツの一杯詰まったこれはお腹がいっぱいになるけれど、お味はいまいち。

 そしてこれに遭遇してしまっては素通りできない果物屋。
 我が人生でこれほどたくさんライチーを食べた年はない。

外国の町がどんどんなじみになる楽しさ。


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コメント (4)
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