3月26日
ホテルの朝食会場が激混みのうえにまずそうだったので、外に朝食を物色に行く。
ジモティーが普通に食べているものが食べたいので、観光街ではなく車の通る新市街の方へ行ってみる。
と案の定、包子や豆乳の店をあちらこちらに発見。ふらふらと迷った挙句、ここに決定。
雲南の隣の貴州省を名乗っているが、羊肉の米麺屋さん。
太いのと細いののチョイスがあるので細麺を選択。
あっさりしたスープに臭みのまったくない羊肉が柔らかく、麺のゆで具合もばっちりで、これは昨晩の麺よりずっとおいしい!
ジモティーはスープに唐辛子を一杯入れて食べているが、何も入れなくても十分うまい。
やっぱり麺はこういう店で食べないとね。
すっかり気を良くしてツアーの出発時間まで古城内を1人で散歩。
メインストリートから脇道に入ったら市場があった。
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天秤棒をかついで野菜を運び込むおばちゃんたちに、食堂の前で店を広げるお肉屋さん。
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筒切りになった豚さんが迫力満点。
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懐かしのリヤカーで大量に運び込まれるこの野菜はなんというのだろう。旅行中、毎日のように食べていたが、ブロッコリーの茎のような食感と味。葉っぱの方も食べていたのかな。
メインストリートに出れば朝もはよからこの人通り。
高い所が好きな者は、塔楼は昨晩登ったので、今度は南城楼の城壁の上に登る。
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昨晩踊りを披露していた広場には桜だろうか、濃いピンクの花が満開。
変な猪八戒の姿も見える。
白壁にグレーの屋根瓦は上から見るほうが美しい。
通りではぺー族の名物という乳扇というものを売っている。愛想のいいおばさんから一つ買ってみると
カテッジチーズを伸ばして乾燥させたようなもので、乳臭さはあるが上にぬった黒蜜以外に味はなく、値段は忘れたがなんだか高かった記憶あり。
パン屋のこれもこの町の名物らしいので買ってみた。黒糖の入ったどっしりしたパン生地の中にあんこの入ったアンパン。こちらは安くてうまい。
ここで大理も時間切れ。
洱海のほとりに広がる豊かそうな農村地帯を通り、
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山を越えて出発地の麗江に戻る。
ここから昆明経由で広州に戻るのだが、飛行機の時間までまだ時間が少しあるから、と雲南コーヒーの工場に連れて行ってくれることになった。
麗江古城で買ったコーヒーがおいしかったので期待していくと
観光バスの停まる大きな工場。
中は生意気にも撮影禁止なのだが、なんのことはない、巨大な土産物屋。
しかもまともなコーヒーは売っておらず、砂糖とミルクの入ったインスタントコーヒーばかり。
しかし考えてみればまだほとんどコーヒーを飲む習慣のない中国のこと、コーヒー豆など売ったところで中国人には売れないだろう。
おいしい雲南コーヒーの価値に気づくにはあと何年必要だろうか。
狭くて混雑する麗江の空港を飛び立ち、
テニスラケットのような雲南ハムを売っている昆明を経由して広州へ。
行きと同じ空港ホテルで1泊。
3月27日
無事広州から帰国。
今回は思いがけない事態からチベットの厳しい現状を実感し、こんなことでもなければ行くことがなかったであろう雲南のメジャーな観光地、知られざる景勝地をめぐることになった。中国についていろいろ考えさせられることが多く、その意味では面白い旅だったが、やはり不完全燃焼の気分は抑えがたい。
東チベット、リベンジせねば。
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ホテルの朝食会場が激混みのうえにまずそうだったので、外に朝食を物色に行く。
ジモティーが普通に食べているものが食べたいので、観光街ではなく車の通る新市街の方へ行ってみる。
と案の定、包子や豆乳の店をあちらこちらに発見。ふらふらと迷った挙句、ここに決定。
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雲南の隣の貴州省を名乗っているが、羊肉の米麺屋さん。
太いのと細いののチョイスがあるので細麺を選択。
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ジモティーはスープに唐辛子を一杯入れて食べているが、何も入れなくても十分うまい。
やっぱり麺はこういう店で食べないとね。
すっかり気を良くしてツアーの出発時間まで古城内を1人で散歩。
メインストリートから脇道に入ったら市場があった。
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天秤棒をかついで野菜を運び込むおばちゃんたちに、食堂の前で店を広げるお肉屋さん。
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筒切りになった豚さんが迫力満点。
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懐かしのリヤカーで大量に運び込まれるこの野菜はなんというのだろう。旅行中、毎日のように食べていたが、ブロッコリーの茎のような食感と味。葉っぱの方も食べていたのかな。
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高い所が好きな者は、塔楼は昨晩登ったので、今度は南城楼の城壁の上に登る。
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昨晩踊りを披露していた広場には桜だろうか、濃いピンクの花が満開。
変な猪八戒の姿も見える。
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通りではぺー族の名物という乳扇というものを売っている。愛想のいいおばさんから一つ買ってみると
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ここで大理も時間切れ。
洱海のほとりに広がる豊かそうな農村地帯を通り、
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山を越えて出発地の麗江に戻る。
ここから昆明経由で広州に戻るのだが、飛行機の時間までまだ時間が少しあるから、と雲南コーヒーの工場に連れて行ってくれることになった。
麗江古城で買ったコーヒーがおいしかったので期待していくと
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中は生意気にも撮影禁止なのだが、なんのことはない、巨大な土産物屋。
しかもまともなコーヒーは売っておらず、砂糖とミルクの入ったインスタントコーヒーばかり。
しかし考えてみればまだほとんどコーヒーを飲む習慣のない中国のこと、コーヒー豆など売ったところで中国人には売れないだろう。
おいしい雲南コーヒーの価値に気づくにはあと何年必要だろうか。
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行きと同じ空港ホテルで1泊。
3月27日
無事広州から帰国。
今回は思いがけない事態からチベットの厳しい現状を実感し、こんなことでもなければ行くことがなかったであろう雲南のメジャーな観光地、知られざる景勝地をめぐることになった。中国についていろいろ考えさせられることが多く、その意味では面白い旅だったが、やはり不完全燃焼の気分は抑えがたい。
東チベット、リベンジせねば。
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