Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

夏の北海道 1 札幌

2010-07-27 15:10:50 | 国内旅行
友人の旅行に便乗して北海道へ行ってきた。

昔は仕事でよく行っていた北海道も最後に行ったのは9年前の小樽。札幌なんてなんと10数年ぶり。いやはや。

朝、羽田行きの京急が途中でいきなりストップ、あわててタクシーに乗り換えて空港で走る羽目になったもののなんとか滑り込みセーフ。
予定通り札幌に到着して空港の地下駅からJRで札幌へ。
昔のJRの駅は空港地下になんてなかった。便利になったわー。

友人が予約をしておいてくれた今夜の宿はJR札幌駅に隣接するJRタワーホテル日航。
 ここも10年前にはなかった。

通された30階のコーナーの部屋は窓が大きくて外がよく見える。
 
しかし本日の天気は雨!札幌の町は霧にけぶり、鉄ちゃん垂涎であろう眼下の線路ももやっている。
 

が、この天気のおかげで外の気温は20度ちょっと。35度の暑さにあえぐ東京から来るとそれだけで天国のよう。
小腹を満たしに外へ出て、ついでにちょっとだけ観光。

今まで来たことのなかった赤レンガの旧北海道庁。
 来てみると意外なほどの観光客でにぎわい、みなさん花壇の前で写真撮影に余念がない。耳をそばだてると聞こえてくるのはほとんど韓国語に中国語。

建物内部の展示には樺太やら北方領土やらが多かったが
 
隣国の皆さんはどう思われるのか。

ここをさらっと見学したらいざ目的地へ。
  
雪印パーラー本店でチーズ・パフェ。いささかレトロな店内で、パフェもチーズケーキやカマンベール・チーズがのっているものの、やはりレトロな味わい。
ただしメニューが日本語と中国語併記なところが今風なのかもしれない。

天気が悪いので外歩きはやめ、友人が到着する夜までホテルのスパにこもることにする。
ホテル日航のスパは22階、ミストサウナやらジャグジーバス、天然温泉まであってゆったり過ごせる。宿泊客なら1500円というお値段も大変によろしい。

外も暗くなった頃、友人とようやく合流。
久しぶりの再会におしゃべりをしていると、外で本日のメイン・イベントが始まった。
 
札幌テレビ塔の向こうに上がる豊平川の花火。これを見るためにこの部屋が予約されていたのだが、あいにくの空模様のせいか、花火は高く上がらずビルの屋上すれすれに開いている。
朝、羽田へのタクシーで相乗りした札幌出身者によると以前は毎週末のように上げられていたそうだが、それがひと夏2回に減り、今年はとうとう1回になってしまったそうな。

ちょっと寂しい花火なので、花より団子と駅に隣接する大丸のおすし屋さんへ行く。
  
ウニはもちろんだけれど、このボタンエビがね、さすが北海道。
他にも走りの秋刀魚やホッキ貝、珍しいジュンサイのお味噌汁をいただいて
 そういえばおすし屋さんのカウンターも久しぶりだった。

エアコンを切っても涼しく快適なお部屋でぐっすり眠って
 ホテル35階のレストランで朝食。
なかなか充実したビュッフェの中に「糠ニシンのペースト」というのがあって、これがとてもおいしい。
ニシン1本を糠漬けにしたものは普通は塩焼きや三平汁にするのだそうだが、リエットのようにしたのはここのシェフのオリジナルらしい。瓶詰めにして売ってくれればいいのに。

と、ここで朝食を食べすぎるわけにはいかない。
次はお昼に行かねば。


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コメント (4)
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