ジャイサルメールの宿はテラスから城砦が眺められるということで Shahi Palace Hotel を予約していた。
その宿へ向かうべく町に入ったとたん、交差点で隣にジープが近づき、「ホテルから迎えに来た。付いてきてくれ」とこちらの運転手に言うのでびっくり。
聞くとホテルの場所がわかりにくく、迷子になる運転手が多いので、そろそろ着くと言う電話を受けてから町の入り口で我々の車を待っていたのだと言う。
なにしろこちらの運転手は頼りないので、これには感謝。
案内されたホテルは名前はパレスだけれど16室の小さな宿。
昔のハヴェリを模しているが、この建物自体は新しい。
通された部屋は裏通りに面していて狭く、窓も小さくて圧迫感がある。しかし今回の旅程の中では一番安い部屋、ホテルも満室のようだし、我慢するしかないか。
一息入れたところでオーナーの若い兄ちゃんが町案内をしてくれたのは前述の通り。
その途中で「新しく建てたばかりの姉妹ホテルがすぐ近くにあるんだけど、中を見たい?」と言うので見せてもらうと、表通りに面した広い部屋の窓からは正面に城砦が見える。
「ええ、こんないい部屋もあるんだ~」と友人と騒いでいると、「この部屋は予約済みだけれど、もう1軒の部屋ならなんとかなるかもしれない」と追加料金も取らずに部屋を換えてくれた。
新しく部屋をもらったのはこちらの Star Haveli
玄関先に山羊の親子がつながれたこちらの宿には6室しかなく、フロントにいる中学生ぐらいのスタッフは朝から晩まで掃除をしているかテレビを見ている。
しかし部屋は広くて清潔、お湯のシャワーもちゃんと出るし、出窓からは城砦がばっちり見える。
ただしこちらのホテルにはレストランがないので、食事は50メートルほど離れた Shahi Palace へ戻る。
例の城砦を一望する絶好のポジションにあるテラス。ヨーロッパ人の皆さんは外で食事をするのが好きなので夜でも布団に包まりながらベンチにいるが、根性のない我々は壁の中に避難する。なにしろ日が落ちた12月のジャイサルメールは10℃もないくらいなのだから。
ここで最初の晩にいただいたカレー2種。
左の黄色いカレーは野菜団子入り、右はドライチキンという名前だったと思うがこれにも野菜がたっぷり使われていてどちらも美味。
これをすっかり気に入った我々は2晩目はオーナーが自ら作るところを見せると言うスペシャルマトンカレーを注文。
厨房に入り込んでスパイスを混ぜるところやら、チャパティを作るところやら見せてもらう。
結局作り方を教わってもスパイスが揃わないので日本では作りようがないのだけれど。
でもスタッフのやり取りを見ていたり、他の料理の作り方を見たり、キッチンの中は楽しい。
そして待つこと2時間ちょっと、よーく煮込まれたマトンカレーがようやく登場。
ラジャスタンの田舎風だと言うカレーは本当にマトン以外に何も入っておらず、「辛くなければおいしくない」というので辛さも半端じゃないけれど、マトンが柔らかくて実においしい。本来は羊肉が苦手な友人も「まったく臭くない」と喜んで食べていたほど。
カレーを煮込むオーナー兄弟
見ているとこの兄弟は実によく働く。観光案内はするわ、料理を自ら作るわ、その合間にはテラスでゴロゴロする宿泊客の相手をして、スタッフにも気を配る。
次々と3軒もホテルを建てるのも納得、この調子ならもっと大きくなるだろう。この居心地のいいフレンドリーさと気配りはなくさないでほしいけれど。
Shahi Palace は今回泊まり歩いた中で一番のお気に入りになった。
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その宿へ向かうべく町に入ったとたん、交差点で隣にジープが近づき、「ホテルから迎えに来た。付いてきてくれ」とこちらの運転手に言うのでびっくり。
聞くとホテルの場所がわかりにくく、迷子になる運転手が多いので、そろそろ着くと言う電話を受けてから町の入り口で我々の車を待っていたのだと言う。
なにしろこちらの運転手は頼りないので、これには感謝。
案内されたホテルは名前はパレスだけれど16室の小さな宿。
昔のハヴェリを模しているが、この建物自体は新しい。
通された部屋は裏通りに面していて狭く、窓も小さくて圧迫感がある。しかし今回の旅程の中では一番安い部屋、ホテルも満室のようだし、我慢するしかないか。
一息入れたところでオーナーの若い兄ちゃんが町案内をしてくれたのは前述の通り。
その途中で「新しく建てたばかりの姉妹ホテルがすぐ近くにあるんだけど、中を見たい?」と言うので見せてもらうと、表通りに面した広い部屋の窓からは正面に城砦が見える。
「ええ、こんないい部屋もあるんだ~」と友人と騒いでいると、「この部屋は予約済みだけれど、もう1軒の部屋ならなんとかなるかもしれない」と追加料金も取らずに部屋を換えてくれた。
新しく部屋をもらったのはこちらの Star Haveli
玄関先に山羊の親子がつながれたこちらの宿には6室しかなく、フロントにいる中学生ぐらいのスタッフは朝から晩まで掃除をしているかテレビを見ている。
しかし部屋は広くて清潔、お湯のシャワーもちゃんと出るし、出窓からは城砦がばっちり見える。
ただしこちらのホテルにはレストランがないので、食事は50メートルほど離れた Shahi Palace へ戻る。
例の城砦を一望する絶好のポジションにあるテラス。ヨーロッパ人の皆さんは外で食事をするのが好きなので夜でも布団に包まりながらベンチにいるが、根性のない我々は壁の中に避難する。なにしろ日が落ちた12月のジャイサルメールは10℃もないくらいなのだから。
ここで最初の晩にいただいたカレー2種。
左の黄色いカレーは野菜団子入り、右はドライチキンという名前だったと思うがこれにも野菜がたっぷり使われていてどちらも美味。
これをすっかり気に入った我々は2晩目はオーナーが自ら作るところを見せると言うスペシャルマトンカレーを注文。
厨房に入り込んでスパイスを混ぜるところやら、チャパティを作るところやら見せてもらう。
結局作り方を教わってもスパイスが揃わないので日本では作りようがないのだけれど。
でもスタッフのやり取りを見ていたり、他の料理の作り方を見たり、キッチンの中は楽しい。
そして待つこと2時間ちょっと、よーく煮込まれたマトンカレーがようやく登場。
ラジャスタンの田舎風だと言うカレーは本当にマトン以外に何も入っておらず、「辛くなければおいしくない」というので辛さも半端じゃないけれど、マトンが柔らかくて実においしい。本来は羊肉が苦手な友人も「まったく臭くない」と喜んで食べていたほど。
カレーを煮込むオーナー兄弟
見ているとこの兄弟は実によく働く。観光案内はするわ、料理を自ら作るわ、その合間にはテラスでゴロゴロする宿泊客の相手をして、スタッフにも気を配る。
次々と3軒もホテルを建てるのも納得、この調子ならもっと大きくなるだろう。この居心地のいいフレンドリーさと気配りはなくさないでほしいけれど。
Shahi Palace は今回泊まり歩いた中で一番のお気に入りになった。
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