Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

武蔵小山でフレンチ 「L'Etroit」

2011-02-09 21:05:41 | 食べ歩き
武蔵小山の駅前には昭和のにおいのする飲み屋街がある。

この中にこっそり存在するのが最近お気に入りのフレンチ・レストラン L'Etroit
 間口が狭くシックな店頭は目立たず、店内も「窮屈」という店名の通り、1階はカウンター4席に2人掛けの小テーブル1つ、その脇をすり抜けて急な階段を上がった2階に8席という本当に小さなお店。

そこで今夜は「大人の女子会」。一度いただいてみたかった「12皿おまかせ料理」で飲める方にはワインを楽しんでいただこうと言う趣向。

まず登場したのは
 赤カブのピューレの上に蒸し鶏がのった一皿。
ピューレがなめらかで、鶏はかなりしっかりした味付け。
こちらの料理はどれもワインがおいしく飲める味付けのよう(自分は下戸だけど)。
 2皿目は鯛とマグロのお刺身。和食のようだけれどゆず胡椒のソースが香りよくおいしい。
 柔らかいあわびにはフォワグラ醤油ソース。
 鶏レバーのムースにはアンズの付けあわせ。
子供の頃には苦手だったレバー、最近は好きなんだよね~。
 クルミの散ったサラダの上に乗っているのはイベリコ豚の生ハム。
 優しい味の茶碗蒸しには結構な大きさのフォワグラが乗り、さらにトリュフソースがかかっている。カロリー高いものっておいしいんだよね。

ここまででだいぶお腹も満たされてきたが、これでやっとオードブル終了。

次に小さなデミタスカップで登場したものは一見カフェオレ。
 これが実はズワイガニのスープなのだけれど、なんとも濃厚なカニの風味。
 お魚はホウボウ。パリッと焼かれた皮と、付け合せの野菜もうまい。
 お肉はニンジンピューレの上に牛ほほ肉のシチューが二切れ。もう苦しいのだけれど、こちらのピューレもおいしくて残せない。

そして締めとして登場したのは
 なんと長いものお寿司。
酢飯にはディルが少量混ぜ込まれていて、その風味のせいか満腹なのに入ってしまう。

 お口直しにブドウのシャーベット
 アイスクリームのバラがうるわしいデザートはチーズのムースケーキ

で12皿完食!ふう~。

メリハリの利いたお料理も、大人の会話も楽しくて、気が付いたら4時間もたっていた。

武蔵小山にはいいお店がいっぱい隠れている。


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コメント (6)
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