Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ラジャスタン横断 11 さらにハヴェリ

2011-02-17 23:30:33 | インド
12月23日 続き

城砦の丘を下りて門の前に広がる旧市街の中を散策。

旧市街の道は複雑に入り組んでいて、ガイドブックの地図を見てもどこがどうなっているのかさっぱりわからない。

それでも目指すハヴェリはわりと簡単に見つけることができた。
  
まるで船のブリッジのように突き出た建物の最上部が遠くからでも目立つから。

1815年、時の大臣サリーム・シングによって建てられたハヴェリ。
 入り口の横で遊んでいるように見えたおじさんが管理人で、どうやらこの屋敷に今も住んでいるらしく、1階の入り口付近はごちゃごちゃとやけに生活感がある。

思いのほかせまい階段を上がって屋上に出るとあの印象的な最上部が目の前に。
  
  
正面に城砦を望むこの部屋は何のための部屋だったのか。
 ちょっとすぼまった部分の部屋にはミラーワークを多用した室内装飾が残っているが、状態はかなり悲惨で華やかなりし頃は想像するしかない。
 屋上から中庭を覗き込むとやはり生活している様子が垣間見えるが、200年前の住居に住むのってどんなだろう。

この大きなお屋敷を出て旧市街の道をでたらめに歩き回ると、お屋敷ならぬ普通の家でもきれいな装飾がいっぱい。
 
  
古い家ばかりではなく、新築の家にも同じような装飾をしているようで、だとすればこの町の職人はちゃんと技術を継承していると言うこと。
 
   
もう窓の一つ一つにうっとり。

  
そこいらじゅうの壁にガネーシャが描かれているのも象好きとしてはうれしく

  
雑然とした商店街には巨大サンダルなどもあって、ジャイサルメールでは迷子になるのも楽しい。


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コメント (4)
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