Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

2011年10月の台北

2011-10-19 19:51:13 | 東アジア
先週はバンコクに出張の予定だったが、例の洪水懸念のためにキャンセル。

バンコクから回るはずだった台北に羽田から飛んだ。

その羽田のJLのラウンジに入ると、受付カウンターに見慣れないものが。
  
受付のお姉さんによると、お役御免になったB-747のエンジン部品から整備の人が作ったものなんだそうだ。
なんだかけなげな感じがして、ちょっといい。

座席もめずらしくアップグレードしてビジネスにしてもらったけど
 このちまちました弁当箱はエコノミーとたいして変わりがない。
昔の日本アジア航空の時代にはすごくいい食事だったんだけど。

ついでに台北発のビジネスクラス機内食。
 でっかいハンバーグが肉々してて、こっちの方がよかったな。

到着した台北での宿はいつもとは違って中山駅のそば。
町の中心で便利なんだけれど、常宿の周辺の方がどこになにがあるかわかっているので勝手がいい。

一日目の夕食は安食堂街でワンタン。
 ちょっと癖のあるタレが底にひそんでいるが、これは安くておいしくて合格。

でも大通りに面した店で食べると
 この牛肉麺に小皿を2つで300元は高い。

  
24時間営業の飲茶屋もまずくはないがコスパが悪い。
飲茶はやっぱり香港に限る、と再確認。

その代り台北には香港よりおいしい朝ごはんがある。

  
9時半になっても客足の絶えない豆乳屋さんでいつもの鹹豆漿、22元(約60円)。
この店のはちょっと薄味で、いかにもおなかにやさしい感じがする。

こちらはいい感じの老夫婦が歩道で商う飯團屋さん。
   
  
このおばさんはご飯で具を軽く包むだけで他の店のように細長くしないけれど、中にはザーサイ、肉そぼろ、油條に煮卵が入ってすごくおいしい。たしか30元でおなかいっぱい。

午後便で帰国する前には時間に余裕があったので雙連圓仔湯でお昼代わりにかき氷。
 以前の写真を見たら、前回もこれと全く同じものを食べてた。だって台湾のあずきと蓮の実はおいしいんだもん。

これを注文する時、店のおばちゃんに「かき氷だけど本当にいいの?」と確認された。
周りを見れば確かにもうかき氷を食べている人はいなくて、みんな暖かいぜんざいを食べている。
ユニクロではうれしそうにダウンジャケットの試着をしている人たちがいるし、日本から行けばまだ十分に暖かい(昼間で25度前後)台北だけれど、こちらの人の感覚ではもう寒いらしい。

相変わらず大勢の人でにぎわう雙連市場を歩けば
   
マンゴーはもうすっかり姿を消して果物屋さんの店頭はリンゴに梨、柿、みかんになった。
ハイビスカス・ティーの原料である洛神花を生で売っているのは初めて見たが、これは生食できるらしい。
菱の実は皮をむいて販売中。

  
道端で餃子を包んでいたり、アヒルの首だけ売っていたり、こういう市場は何回来ても見飽きることがない。

 帰りの荷物の中にはパイナップルケーキがいっぱい。
以前はそれほど興味のなかったこのケーキ、人に頼まれたのでどれがおいしいかとばら売りを買ってみたところ、店ごとにちがうのでおもしろくなってしまった。それで見かけるたび1つづつ買うのだが、台北中どこのパン屋でも自分の店のパイナップルケーキを出しているのでキリがない。

今まで試した中では常宿の近くにある世家名店坊のもの、もう一つ維格餅家の洛神花入りという変わり種がおいしかった。
基隆の元祖パイナップルケーキは評判ほど感心しなかったが、台湾人との好みの差だろうか。

今回もう一つの掘り出し物はこのロブスタークラッカー。
 新製品らしいがスーパーで買える。
これはうまいよ。 


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コメント (4)
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