8月17日
いよいよトレッキング最終日。
ツェレからカリガンダギ川を見下ろすと往路よりもきれいにニルギリ峰の上部が見えている。
山を下り、川を渡って来た道をテクテクたどる。
道中は白い頂がずっと前方に見えて、やっぱり雪山の姿は神々しい。
お昼にはカグベニに到着。
懐かしの「なんちゃってセブン・イレブン」に寄って買い物をしたら店の子供にカエルさんクッションを気に入られてしまった。あげたいのはやまやまだったけれど、まだジョムソンまでの道中に不安がある。ごめんね、と記念写真だけ撮ってクッションを奪還。
この店で購入したのは Seabuck Thorn という木の実の濃縮ジュース。
往路にホテルで試してみたらアプリコット・ジュースのような味でとても気に入ったもの。道端にも棘だらけの木があり、オレンジ色の実がなっていたが、これはラダックでラマジーに教えてもらったのと同じ植物だろう。ビタミンCが豊富で、ほかにもいろいろ体にいいらしい。
午後にカグベニを出発すると、例によって南から川沿いに強風が吹いてきた。
土ぼこりを巻き上げて目も開けられず、馬の背中からも落とされそうなほどの強風。
そんな中を我慢して歩いて、15時半、とうとうトレッキングの終着点、ジョムソンに無事到着。
空港近くの宿屋で荷物を下ろしたら、10日間世話になった馬と馬子たちとさようなら。
ジョムソン近辺に住む馬子たちは謝礼をもらうといそいそと帰って行ったが、この夏はローマンタンまでまだ何往復かして稼ぐのだろう。
メインガイドを除く他のスタッフともこれでお別れ。東ネパール出身の彼らは明朝、我々の飛行機の出発を見届けてから陸路で帰るそうだが、一仕事終えてこちらもうれしそう。
さて、ジョムソンでの一泊はムスタン唯一の5つ星(?)ホテル、ジョムソン・マウンテン・リゾート。
丘の上にあるホテルに行くためお迎えが来るのだが
これが10年前と変わらず、トラクターのお迎え。
ジープやバスも走るようになったジョムソンだが、ホテルまでの道は急すぎてやっぱりこのトラクターでなければ登れないのだ。
丘の上の、これがジョムソン・マウンテン・リゾート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/3d/dbc8aee577955d0c1afdcaee66b2e467.jpg)
相変わらず立派な構えのホテルだが、10年前からあまり手入れはしていないらしくて壁などペンキのはげかけたところが目に留まる。
石造りの部屋も相変わらずで、しかしシーズンオフのこの時期、宿泊者はしばらくいなかった様子で部屋の隅には蜘蛛の巣が張り、蛇口から出る水はしばらく真っ黒だった。
他に誰もいないレストランのウェイターたちも普段着姿だったが、久しぶりでホテルらしい給仕でネパール料理を食べ、お湯のシャワーを浴びて、湯たんぽの入ったベッドで就寝。
この先の行程に波乱が待ち受けていようとは、この時点ではまったく考えていなかった。
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いよいよトレッキング最終日。
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山を下り、川を渡って来た道をテクテクたどる。
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懐かしの「なんちゃってセブン・イレブン」に寄って買い物をしたら店の子供にカエルさんクッションを気に入られてしまった。あげたいのはやまやまだったけれど、まだジョムソンまでの道中に不安がある。ごめんね、と記念写真だけ撮ってクッションを奪還。
この店で購入したのは Seabuck Thorn という木の実の濃縮ジュース。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/c9/8fd2e825b066851c43ce52dabde861cd.jpg)
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往路にホテルで試してみたらアプリコット・ジュースのような味でとても気に入ったもの。道端にも棘だらけの木があり、オレンジ色の実がなっていたが、これはラダックでラマジーに教えてもらったのと同じ植物だろう。ビタミンCが豊富で、ほかにもいろいろ体にいいらしい。
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午後にカグベニを出発すると、例によって南から川沿いに強風が吹いてきた。
土ぼこりを巻き上げて目も開けられず、馬の背中からも落とされそうなほどの強風。
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空港近くの宿屋で荷物を下ろしたら、10日間世話になった馬と馬子たちとさようなら。
ジョムソン近辺に住む馬子たちは謝礼をもらうといそいそと帰って行ったが、この夏はローマンタンまでまだ何往復かして稼ぐのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/ab/bd843a71fcd9b56aa8eade287acfb87e.jpg)
さて、ジョムソンでの一泊はムスタン唯一の5つ星(?)ホテル、ジョムソン・マウンテン・リゾート。
丘の上にあるホテルに行くためお迎えが来るのだが
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これが10年前と変わらず、トラクターのお迎え。
ジープやバスも走るようになったジョムソンだが、ホテルまでの道は急すぎてやっぱりこのトラクターでなければ登れないのだ。
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相変わらず立派な構えのホテルだが、10年前からあまり手入れはしていないらしくて壁などペンキのはげかけたところが目に留まる。
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他に誰もいないレストランのウェイターたちも普段着姿だったが、久しぶりでホテルらしい給仕でネパール料理を食べ、お湯のシャワーを浴びて、湯たんぽの入ったベッドで就寝。
この先の行程に波乱が待ち受けていようとは、この時点ではまったく考えていなかった。
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