ドバイでの用件も終わり、夜中の出発までたっぷり時間があるので今度はもう一つの巨大ショッピングモール、モール・オブ・ザ・エミレーツに行くことにする。
まずはホテルから徒歩5分のメトロ乗り場へ。
しかしホテルを一歩出ると吹き付けてくるのは熱風。気温が体温より高いから風が吹くほど暑い。
8月は湿度も一番あるとのことだが、日本や東南アジアのように汗をかかないのは途端に蒸発しているのだろう。現地人の衣装が白や黒のダブダブ、ゾロゾロなのは実に理にかなっていると改めて納得。ゆったりした服の中に自分の体温で冷やした空気を溜めておくのが一番涼しいに違いない。
それでもドバイはせいぜい44、5度、50度を超えることもあるクウェートに比べるとまだましなんだそうだ。
たった5分の外歩きにぜえぜえしながらメトロ駅の入り口に到着。
中は当然のごとく冷房が効いていてうれしい。
入り口からはエレベーターに乗り、長い渡り廊下を歩いて広い道路を渡り、
やっと改札口に到着。自動改札にはタッチカードの切符が必要だが、10回分までチャージもできるこのカード自体に2ディナール(約50円)取られ、このお金は帰ってこない。3駅先までの運賃は2.5ディナールと安いのだけれど。
メトロという名前だけれどほとんどは高架を走る路線のため、この駅も高い所にある。屋根も扉もついてここも冷房中。やって来た車両は日本製で、運転手のいない全自動運転。東京のゆりかもめと同じシステムだ。
5両編成の一番端の一車両の半分は「ゴールドクラス」、半分は「女子供専用」でホームに表示がある。女性は他の車両に乗ってもいいのだけれど、見ているとほとんどはこの専用車両に乗っていて、実際乗って見るとなんだか居心地がいい。ドバイの男性も行儀がいいのだが、女子校の教室にいるような感じだろうか。
モール・オブ・ザ・エミレーツの駅からは外に出ることもなくショッピングモールに直結。
床面積350㎡のドバイ・モールにはかなわないが、こちらも220㎡とばかでかい。
どちらのモールにも数えきれないほどの店が入っているが、ほとんどはシャネルやらヴィトンやらの高級ブランドショップに、H&MやらZaraやらのファーストファッション。今や世界中どこに行っても大きなショッピングモールの中の店は同じものばかりでちっともおもしろくない。
そんな中、唯一ドバイらしいと思ったのが高級スウィーツ・ショップ。
まるで宝石屋のようなディスプレーのここはマカロンやクッキーの店。
Patchiはレバノンの高級チョコレートショップで、巨大なクリスタルのボールや大きな銀盆に山のように積まれたチョコレート、ディスプレイかと思うとそのまま贈答用セットになっているところがいかにも中東。日本人としてはこんなちまちました箱や袋を買うのが精いっぱい。
Vivelはドバイ発のお菓子屋さんらしいが、ここも贈答用が中心らしく、お茶やらクッキーやらが美しい箱に入っている。
自由に詰合せることもできるこの箱で35ディナール(約870円)だから十分高級だけれど、さてお味はどうだろう(まだ食べていない)。
あとは得意のスーパーあさり。
豚肉売場が隠れるようにあるのがイスラム国らしいが
しかしドバイで地元産の物を探すのは難しい。
なにしろ山と積まれたマンゴーだけでも、ケニヤ、南アフリカ、インド、インドネシア、パキスタン、タイ、と世界中から来ている。カラフルなカリフラワーもどこから来ているのか。
アラブらしいものを、と買い求めたものもほとんどはサウジアラビア産。UAEで作られたものはパンとチョコ掛けデーツぐらい。
それでも世界中からの出稼ぎ者のためにあらゆる食材を集めたスーパーはやっぱり面白い。
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まずはホテルから徒歩5分のメトロ乗り場へ。
しかしホテルを一歩出ると吹き付けてくるのは熱風。気温が体温より高いから風が吹くほど暑い。
8月は湿度も一番あるとのことだが、日本や東南アジアのように汗をかかないのは途端に蒸発しているのだろう。現地人の衣装が白や黒のダブダブ、ゾロゾロなのは実に理にかなっていると改めて納得。ゆったりした服の中に自分の体温で冷やした空気を溜めておくのが一番涼しいに違いない。
それでもドバイはせいぜい44、5度、50度を超えることもあるクウェートに比べるとまだましなんだそうだ。
たった5分の外歩きにぜえぜえしながらメトロ駅の入り口に到着。
中は当然のごとく冷房が効いていてうれしい。
入り口からはエレベーターに乗り、長い渡り廊下を歩いて広い道路を渡り、
やっと改札口に到着。自動改札にはタッチカードの切符が必要だが、10回分までチャージもできるこのカード自体に2ディナール(約50円)取られ、このお金は帰ってこない。3駅先までの運賃は2.5ディナールと安いのだけれど。
メトロという名前だけれどほとんどは高架を走る路線のため、この駅も高い所にある。屋根も扉もついてここも冷房中。やって来た車両は日本製で、運転手のいない全自動運転。東京のゆりかもめと同じシステムだ。
5両編成の一番端の一車両の半分は「ゴールドクラス」、半分は「女子供専用」でホームに表示がある。女性は他の車両に乗ってもいいのだけれど、見ているとほとんどはこの専用車両に乗っていて、実際乗って見るとなんだか居心地がいい。ドバイの男性も行儀がいいのだが、女子校の教室にいるような感じだろうか。
モール・オブ・ザ・エミレーツの駅からは外に出ることもなくショッピングモールに直結。
床面積350㎡のドバイ・モールにはかなわないが、こちらも220㎡とばかでかい。
どちらのモールにも数えきれないほどの店が入っているが、ほとんどはシャネルやらヴィトンやらの高級ブランドショップに、H&MやらZaraやらのファーストファッション。今や世界中どこに行っても大きなショッピングモールの中の店は同じものばかりでちっともおもしろくない。
そんな中、唯一ドバイらしいと思ったのが高級スウィーツ・ショップ。
まるで宝石屋のようなディスプレーのここはマカロンやクッキーの店。
Patchiはレバノンの高級チョコレートショップで、巨大なクリスタルのボールや大きな銀盆に山のように積まれたチョコレート、ディスプレイかと思うとそのまま贈答用セットになっているところがいかにも中東。日本人としてはこんなちまちました箱や袋を買うのが精いっぱい。
Vivelはドバイ発のお菓子屋さんらしいが、ここも贈答用が中心らしく、お茶やらクッキーやらが美しい箱に入っている。
自由に詰合せることもできるこの箱で35ディナール(約870円)だから十分高級だけれど、さてお味はどうだろう(まだ食べていない)。
あとは得意のスーパーあさり。
豚肉売場が隠れるようにあるのがイスラム国らしいが
しかしドバイで地元産の物を探すのは難しい。
なにしろ山と積まれたマンゴーだけでも、ケニヤ、南アフリカ、インド、インドネシア、パキスタン、タイ、と世界中から来ている。カラフルなカリフラワーもどこから来ているのか。
アラブらしいものを、と買い求めたものもほとんどはサウジアラビア産。UAEで作られたものはパンとチョコ掛けデーツぐらい。
それでも世界中からの出稼ぎ者のためにあらゆる食材を集めたスーパーはやっぱり面白い。
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