上野の美術館に行った時、待ち合わせたのはなぜか代々木上原。
もともとはここでアップルパイを食べるのがお出かけの主目的だったので、開店時間早々に入る。
駅前のビル2階にこっそりあるカフェ「dish」
おすすめのアップルパイを頼むと「20分ほどかかります」と告げられ、待っていると
アツアツのパイにアイスクリームが大盛りでやってきた。
パイは珍しい四角いタイプで、イギリスやオーストラリアのミートパイに良くある形。
アメリカンスタイルのパイ生地はサクサク、中のリンゴは酸味も効いてアイスクリームと一緒に食べるのにピッタリ。
アメリカには大体おいしいものがなくて、昔ある田舎町に出張に行った時、町で一番おいしいレストランに連れて行くと言われた同行のオランダ人が「今夜はマクドナルドか」と言ったぐらいなのだが、そんなアメリカでほとんど唯一おいしいと思ったのがアイスクリームをのせたアップルパイ。
アラスカの僻地にあるドライブインでさえ、これだけは確かにおいしかった。
あいにくこの日、カフェの冷房が故障していて店内は外と変わらない暑さ。
大汗をかき、溶けるアイスクリームと競争しながら食べたが、お腹もいっぱいになって満足。
上野に移動し、「契丹展」を楽しんだ後は谷中方面へお散歩。
まずは美術館の斜め前にある風情あるお菓子屋さんにちょっと立ち寄り。
「桃林堂」は大阪が本社だそうだが、7.5㎝の小鯛焼きは上品な甘さの餡で大変に結構。
鯛焼きというよりは鯛の形のどら焼きだけど。
さらに歩くと狭い道の両側にはあちらこちら昔ながらの家屋やおもしろそうな店がある。
絵馬の専門店とか
台湾の愛玉子の店。古い家屋を利用した洋食屋やカフェ、バーもちらほら。どこも気になる。
キョロキョロとおのぼりさんしながらたどり着いたのは谷中銀座。
昔ながらの商店街が今ではすっかり観光地になってしまい、あちらこちらの店先にテレビ取材の写真が出ているのはかなり残念。
さて、わざわざここまで歩いてきたのは実はかき氷を食べるため。
商店街から脇道にちょっと折れると
行列ができている、これが目当ての「ひみつ堂」
平日の昼下がりでも行列ができているとは噂通りすごい人気。
店先の案内のお姉さんに「予約なら1時間後、待つなら15~20分」と言われ、それなら待とうかと列についたらなんのことはない、メニューを決め、先払いをしているうちに相席ながらすぐに座ることができた。
細長い店内は満員の大盛況、冷房が効かないのがかき氷にはちょうどいい。
でやってきた、これは河内晩柑ヨーグルト。
氷の上にはすでにヨーグルトがかかっており、これがフルーツシロップをはじくので氷に穴をあけて別添えのシロップを注ぐように言われる。
シロップは本物の果汁を使ったものでみかんのツブツブも残る。苦みが効いているのではじめはかき氷にあまり合わないかと思ったが、食べ進むにしたがってヨーグルトともよく混ざり、最後の方はさっぱりとおいしくいただけた。
同行者の頼んだメロンはさらに果物の香りが強くて、まわりで頼んでいるラズベリーも鮮やかな色がおいしそう。
ふわふわと軽い氷も口当たり良く、大盛りに見えた一皿もなんなく完食。
まあ、溶ければただの甘い水なのだから完食できて当たり前なのだが、その甘い水が日本では800円。
本物の果物を使っているので不当ではないが、「日本のかき氷は高すぎます!」と言った台湾人ガイドの言葉を思い出す。
東京の散歩は楽しいけれどお金がかかるのだ。
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もともとはここでアップルパイを食べるのがお出かけの主目的だったので、開店時間早々に入る。
駅前のビル2階にこっそりあるカフェ「dish」
おすすめのアップルパイを頼むと「20分ほどかかります」と告げられ、待っていると
アツアツのパイにアイスクリームが大盛りでやってきた。
パイは珍しい四角いタイプで、イギリスやオーストラリアのミートパイに良くある形。
アメリカンスタイルのパイ生地はサクサク、中のリンゴは酸味も効いてアイスクリームと一緒に食べるのにピッタリ。
アメリカには大体おいしいものがなくて、昔ある田舎町に出張に行った時、町で一番おいしいレストランに連れて行くと言われた同行のオランダ人が「今夜はマクドナルドか」と言ったぐらいなのだが、そんなアメリカでほとんど唯一おいしいと思ったのがアイスクリームをのせたアップルパイ。
アラスカの僻地にあるドライブインでさえ、これだけは確かにおいしかった。
あいにくこの日、カフェの冷房が故障していて店内は外と変わらない暑さ。
大汗をかき、溶けるアイスクリームと競争しながら食べたが、お腹もいっぱいになって満足。
上野に移動し、「契丹展」を楽しんだ後は谷中方面へお散歩。
まずは美術館の斜め前にある風情あるお菓子屋さんにちょっと立ち寄り。
「桃林堂」は大阪が本社だそうだが、7.5㎝の小鯛焼きは上品な甘さの餡で大変に結構。
鯛焼きというよりは鯛の形のどら焼きだけど。
さらに歩くと狭い道の両側にはあちらこちら昔ながらの家屋やおもしろそうな店がある。
絵馬の専門店とか
台湾の愛玉子の店。古い家屋を利用した洋食屋やカフェ、バーもちらほら。どこも気になる。
キョロキョロとおのぼりさんしながらたどり着いたのは谷中銀座。
昔ながらの商店街が今ではすっかり観光地になってしまい、あちらこちらの店先にテレビ取材の写真が出ているのはかなり残念。
さて、わざわざここまで歩いてきたのは実はかき氷を食べるため。
商店街から脇道にちょっと折れると
行列ができている、これが目当ての「ひみつ堂」
平日の昼下がりでも行列ができているとは噂通りすごい人気。
店先の案内のお姉さんに「予約なら1時間後、待つなら15~20分」と言われ、それなら待とうかと列についたらなんのことはない、メニューを決め、先払いをしているうちに相席ながらすぐに座ることができた。
細長い店内は満員の大盛況、冷房が効かないのがかき氷にはちょうどいい。
でやってきた、これは河内晩柑ヨーグルト。
氷の上にはすでにヨーグルトがかかっており、これがフルーツシロップをはじくので氷に穴をあけて別添えのシロップを注ぐように言われる。
シロップは本物の果汁を使ったものでみかんのツブツブも残る。苦みが効いているのではじめはかき氷にあまり合わないかと思ったが、食べ進むにしたがってヨーグルトともよく混ざり、最後の方はさっぱりとおいしくいただけた。
同行者の頼んだメロンはさらに果物の香りが強くて、まわりで頼んでいるラズベリーも鮮やかな色がおいしそう。
ふわふわと軽い氷も口当たり良く、大盛りに見えた一皿もなんなく完食。
まあ、溶ければただの甘い水なのだから完食できて当たり前なのだが、その甘い水が日本では800円。
本物の果物を使っているので不当ではないが、「日本のかき氷は高すぎます!」と言った台湾人ガイドの言葉を思い出す。
東京の散歩は楽しいけれどお金がかかるのだ。
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