今回のドバイ滞在はちょうどラマダーンの真っ最中。
なので仕事の相手先も通常より早く、午後3時には業務終了だという。
ラマダーン明けにはほぼ全員1週間の休暇に入るし、この期間のイスラム国との仕事はスケジュール調整がなかなか大変なのだ。
ところでUAEと言う国は外国からの出稼ぎ者で回っているような国で、地元民はわずか17%、その他のアラブ系を合わせてやっと45%、アジア系が人口の50%も占めていて、イスラム教徒もおそらく50%程度だろう。
それでも地元の慣習尊重ということで、非イスラム教徒はもちろん断食をする必要はないけれど、陽のある間に公共の場所で飲食をすることは禁じられている。
メトロの中などはもちろんだが、なんとタクシーの中も「公共交通機関」だから水など飲んでいるところを警察に見つかると結構な額の罰金を取られるのだそうだ。
ただし自分の車の中なら「プライベート空間」だから飲食OKとか。ここいらへんが面白い。
というわけでショッピングモールの中も昼間はカフェなどすべて閉店。
ファーストフード店はテイクアウトのみ受け付けているが
フードコートもこの通りで、モール・オブ・ザ・エミレーツには子供に食べさせている家族がちらほらいたが、外国人と言えども水ひとつ外で飲むのは難しい。
ドバイモールはさらに厳しくて昼間の飲食一切禁止だが
←クリックすると大きくなります。
その代りラマダーン期間中はなんと午前3時まで営業とか。
ブルジュ・ハリファに上った後、夕食をドバイ・モールの中で食べようとおいしそうなレバノン料理屋に目をつけていた。
ところが断食明けの午後7時ちょっと前に行ってみると、すでにお店は満員。お客さんたちはビュッフェから皿に山盛りに食べ物をとってきて、食事の合図を今や遅しと待っている。その姿がなんだかお預け中のワンちゃんのようで、なんともかわいい。
良さげなレストランは家族連れでいっぱいなので、フードコートの方に行ってみるとこちらも満員。
これは7時半ごろなのでもうだいぶお客が減ったところ。7時にはすごいことになっていた。
せっかくなのでケバブでも食べようと選んだ店はイラン料理屋。
チキンとラムのケバブはそこそこおいしかったが、大好きなタブーリもヨーグルトもしょっぱくてこれは失敗。これで1000円近いのだからコスパがよろしくない。
おいしいアラブ料理が食べたいけれど一人でレストランはやっぱり難しそうなので、翌日は宿泊したホテルで食べることにする。
ここでも日没の7時から1時間、断食明けのイフタール・ビュッフェがあったのだ。
日没を待ってレストランへ。
ビュッフェ・テーブルにはたくさんのサラダ類
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温かい前菜にチキンなどのメイン料理
トルコ式のピザやデザートもたくさん並んでいる。
やがて時間間近になるとテレビがつけられてお祈りが流れ、聖職者のお話らしいものが聞こえて食事OKとなる。
最初は作法通りデーツからいただこう。手前の黒いのと後ろの茶色のはねっとり甘く、まるでどんぐりのように丸いのはサクサクとした歯触りでわずかに渋みがある。どちらもそれぞれにおいしい。
モロッコ風ハリラ・スープはピリリとスパイシー、ここのタブーリは昨晩とは大違いのおいしさで一安心。
温かい料理もそれぞれいいが、特にキッベがシナモンを使っているのか、独特の風味でおもしろい。
極甘かな、と恐る恐る取ったデザート類もちょっとびっくりの上品な甘さ。
アラブ菓子もさすがにいいものは甘さ控えめで食べやすい。
ちなみに昨日ご紹介のVivelのアラブクッキー、食べてみたらもっと大きい箱を買えばよかったと後悔するおいしさ。
和菓子やアジアのお菓子に近いものもあって、ドバイ・モールでおすすめ。
これだけ食べてお腹はパンパン。アラブらしい料理が一通り食べられて、これで95ディナール(約2300円)なのだからフードコートよりずっといい。
ちなみにホテルの部屋には断食を始める夜明け前に食べる食事、スフールのメニューもあったが
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これだけ食べたら確かに一日中、食事はいらない。
部屋で一休みしてから真夜中の空港へ。
まるでパチンコ屋のようにきらびやかな空港は中も乗り継ぎ客で大賑わい。
機内で一眠りして、起きたところでカップラーメンをもらいに行ったら日本人のCAさんがデーツの入った小箱をくれた。
Ramadan Kareem
そう言えば機内での断食はどうするのだろう。聞きそびれた。
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なので仕事の相手先も通常より早く、午後3時には業務終了だという。
ラマダーン明けにはほぼ全員1週間の休暇に入るし、この期間のイスラム国との仕事はスケジュール調整がなかなか大変なのだ。
ところでUAEと言う国は外国からの出稼ぎ者で回っているような国で、地元民はわずか17%、その他のアラブ系を合わせてやっと45%、アジア系が人口の50%も占めていて、イスラム教徒もおそらく50%程度だろう。
それでも地元の慣習尊重ということで、非イスラム教徒はもちろん断食をする必要はないけれど、陽のある間に公共の場所で飲食をすることは禁じられている。
メトロの中などはもちろんだが、なんとタクシーの中も「公共交通機関」だから水など飲んでいるところを警察に見つかると結構な額の罰金を取られるのだそうだ。
ただし自分の車の中なら「プライベート空間」だから飲食OKとか。ここいらへんが面白い。
というわけでショッピングモールの中も昼間はカフェなどすべて閉店。
ファーストフード店はテイクアウトのみ受け付けているが
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ドバイモールはさらに厳しくて昼間の飲食一切禁止だが
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その代りラマダーン期間中はなんと午前3時まで営業とか。
ブルジュ・ハリファに上った後、夕食をドバイ・モールの中で食べようとおいしそうなレバノン料理屋に目をつけていた。
ところが断食明けの午後7時ちょっと前に行ってみると、すでにお店は満員。お客さんたちはビュッフェから皿に山盛りに食べ物をとってきて、食事の合図を今や遅しと待っている。その姿がなんだかお預け中のワンちゃんのようで、なんともかわいい。
良さげなレストランは家族連れでいっぱいなので、フードコートの方に行ってみるとこちらも満員。
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せっかくなのでケバブでも食べようと選んだ店はイラン料理屋。
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チキンとラムのケバブはそこそこおいしかったが、大好きなタブーリもヨーグルトもしょっぱくてこれは失敗。これで1000円近いのだからコスパがよろしくない。
おいしいアラブ料理が食べたいけれど一人でレストランはやっぱり難しそうなので、翌日は宿泊したホテルで食べることにする。
ここでも日没の7時から1時間、断食明けのイフタール・ビュッフェがあったのだ。
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ビュッフェ・テーブルにはたくさんのサラダ類
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温かい前菜にチキンなどのメイン料理
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トルコ式のピザやデザートもたくさん並んでいる。
やがて時間間近になるとテレビがつけられてお祈りが流れ、聖職者のお話らしいものが聞こえて食事OKとなる。
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最初は作法通りデーツからいただこう。手前の黒いのと後ろの茶色のはねっとり甘く、まるでどんぐりのように丸いのはサクサクとした歯触りでわずかに渋みがある。どちらもそれぞれにおいしい。
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モロッコ風ハリラ・スープはピリリとスパイシー、ここのタブーリは昨晩とは大違いのおいしさで一安心。
温かい料理もそれぞれいいが、特にキッベがシナモンを使っているのか、独特の風味でおもしろい。
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アラブ菓子もさすがにいいものは甘さ控えめで食べやすい。
ちなみに昨日ご紹介のVivelのアラブクッキー、食べてみたらもっと大きい箱を買えばよかったと後悔するおいしさ。
和菓子やアジアのお菓子に近いものもあって、ドバイ・モールでおすすめ。
これだけ食べてお腹はパンパン。アラブらしい料理が一通り食べられて、これで95ディナール(約2300円)なのだからフードコートよりずっといい。
ちなみにホテルの部屋には断食を始める夜明け前に食べる食事、スフールのメニューもあったが
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これだけ食べたら確かに一日中、食事はいらない。
部屋で一休みしてから真夜中の空港へ。
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機内で一眠りして、起きたところでカップラーメンをもらいに行ったら日本人のCAさんがデーツの入った小箱をくれた。
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そう言えば機内での断食はどうするのだろう。聞きそびれた。
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