Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

病院グルメ(?)再び

2013-05-14 18:48:37 | 雑談
赤いバッグを転がして行った先、実は都内のある病院だった。

子供のころから病欠をしたことがなく、大人になってからも風邪もひかない健康体を誇っていたのに、なぜか去年から急に病院とお近づきになってしまった。

今回もお腹の手術だったので入院日のお昼は低残滓食というやつ。
 なんだか味気ないなあ、と思いつつ、ご飯以外は完食。

夕食から手術日、その翌日は絶食。

今回は消化器ではなかったので、手術後2日目には飲み物が許可され、3日目の朝から食事もOK。
丸5日も絶食だった去年に比べれば楽だわ、と思うが
 初回はやはり「食事」とは呼べない内容。
しかも去年の病院ではまだ食器に気を使っていたが、ここでは重湯、みそ汁、ぬるい牛乳とほうじ茶がすべておなじコップ入り。ジュースが冷たいのだからせめて牛乳も冷たくしてほしかった。

 お昼は3分粥になるが、これがまたまずい。
去年の入院以来、すっかりお粥というものが嫌いになってしまった。

 夕食は5分粥だが3分粥と大差なし。
しょぼいお魚が悲しく、母の日スペシャルの苺ムースだけが救い。

翌日の朝はまだ全粥の軟菜メニューだったが
 暖かいロールパンだったので助かった。

昼食からは念願の普通食になったが
 
昼食も夕食も申し訳ないがとてもまずい。

とちょうど夕食を食べながらテレビを見ていると、なんともタイミングのいいことにおいしい病院食の特集をやっていた。
病院食はどうしても塩分をおさえなければならないし、材料費にも制限があるが、次のことでずっとおいしくなると言う。

1.出汁を効かせる
2.酸味などで味にアクセントをつける
3.食器を陶器にして安っぽく見せない

おお、すべてこの病院に当てはまるじゃないか、やっていないと言う点で。
栄養士さんがコストとバランスを考えて一生懸命努力されているであろうことはわかるが、せめて酢の物やサラダは酸っぱくしてほしいし、なによりメラミン食器では学校給食のようで気分がめいる。

と文句を垂れる元気も十分出たところで
 朝食を食べたら主治医の退院許可が出た。

無事に娑婆に戻れたからには、あれも食べたい、これも食べたい・・・。


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コメント (8)
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