Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

2013年5月の桝ざき

2013-05-31 12:04:05 | 食べ歩き
シンガポールから元同僚が来日。
年に一度は休暇で日本に来るほどの親日家、男の子のくせに青山あたりのブティックのことはよく知っているわ、日本三景やら温泉やら、自分も行ったことのないようなところにまで足を延ばしているわなので、どこに連れて行こうかと悩んだが、御成門の桝ざきさんを紹介することにした。

5月も末、すっかり初夏のメニューは
 濃厚なウニの茶わん蒸しでスタート。
 涼しげなガラスの器にはじゅんさいやエビ、イクラなどのゼリー寄せ。
こんなにきれいでいろいろ入った料理は食べたことがないとシンガポール人、早くも喜ぶ。
 宝箱のような前菜。
手の込んだ料理、小さな器の数々は日本ならでは。
左上の白いのは「ダツ」と言って里芋の茎の部分とか。地味ながら面白い食感で、こういうのが好き。
 お椀は鮎そうめん。
連れはお椀の蓋に驚き、魚型の大根に喜ぶ。
 本日のお造りはなんと9種盛り。
 スズキの焼き物はお茶の衣にお抹茶のソース。 
ほろ苦さときれいな緑が初夏らしい。
 冬瓜の煮物です、と出されたが、中には鴨肉、フカヒレ、アワビと何とも贅沢。
写真の撮りようがない、とシンガポール人が嘆く。
 エビの揚げものの下にはとうもろこしピューレ、上には叩きオクラ。
 
そしてお楽しみの土鍋ごはん。
 
本日は鯵に枝豆、レンコン、ミョウガに大葉。お味噌汁がやけにおいしいと思ったら伊勢エビのだしだって。

もうすっかりおなか一杯になってしまったのだが、今日はデザートがまた一段とすごかった。
 シンガポーリアン・スペシャル!
イチゴムースやら柚子入り水ようかん、最中などの合間にさわやかなフルーツ。
甘いもの大好きというシンガポール人はもちろん大喜び。

いささか贅沢ではあったけれど、懐石は初めてという連れは器を愛で、盛り付けに喜び、素材の多彩さ、繊細な味付けを喜んでくれた。これでこそ連れてきた甲斐があるというもの。

このお店、これからはシンガポール人のお客が増えるかも?


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コメント
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