Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

目黒でネパール・チベット料理 「カトマンズ ガングリ」

2013-05-07 19:31:56 | 食べ歩き
目黒はなぜかインド、ネパール料理屋の多いところ。
そんななかで「チベット料理」を看板にしている店があるので行ってみた。

「カトマンズ ガングリ」

お店は権助坂を5分ほど下ったところのビルの地階。
 
小さな扉をくぐった店内はこざっぱりとして、ベンチにチベット絨毯が敷かれているほかはあまりネパール色もチベット色も強くない。

結構品数豊富なメニューからまずは前菜。
 スウィーマイと名乗るこれは変わり蒸し餃子。きれいな4つの穴にトマトソース、ピーナッツソース、ほんのちょっと辛くて酸味のあるソースを入れて食べるようになっているが、中のお肉は肉汁が垂れるほどジューシー、皮はもちもちとしてとてもおいしい。大きくてちょっと食べにくいのだけが難点。
チベットでこんなにしゃれた料理を見たことはないけれど。

 比べてしまうと定番のモモは普通。
中の肉餡がちょっとパサついているのが残念。

 タシ・バンタは鶏ひき肉と茄子のレモン風味炒め。
軽い酸味に穏やかながらスパイスが効いて、ちょっと変わっているけれど食べやすい。

 ヒマラヤン・シャバレと名付けられたこれはピザ。
チベット風の肉詰めパイをアレンジしたようだが、モチモチした皮にたっぷりのトマトソースとチーズが良く合ってこれもおいしい。

 カレーも一つということでサグチキン。
なにも言わないとほとんど辛くないものが出てくるようだが、脂っぽさがなく、ほうれん草らしさが前面に出ていてさわやか。ナンもチャパティーもうまい。

しかし同行者たち一同、一番気に入ったのはこれ。
 ガングリ・サラダ。
ゆでたじゃがいもと生のきゅうり、香菜をたっぷりのすりごま、レモン、何かのオイルであえてあるのだが、
意外な取り合わせでおもしろく、さっぱりとしてすごくいい。真似してみたいけれど、他に何が入っているのかな。

祝日の夜のためか、遅い時間にもう一組が来ただけで店内は貸し切り。
しかしなぜほかの客が来ないのかと思うほどこの店の料理は気に入った。

日本に合わせてかインド風のカレーやナンもあってそれらもおいしいが、この店はネパールらしいスパイスを利かせた炒め物など頼んだ方がおもしろそう。
チベット風の麺類も試してみたいし、ここはまた来なきゃ。


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コメント (5)
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