Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ミャンマーの納豆

2013-05-20 14:01:24 | 東南アジア
アジアの広葉樹林帯文化圏には納豆がある。

ミャンマーにもあると聞いていたので探してみると
 市場でこんな形状のものを発見。
なるほど唐辛子は入っていないが雲南省で見かけたものとそっくりだ。

これを買ってお料理教室で試食をお願いすると油で揚げてくれた。
 カリカリに揚がった納豆にねばりはないが、味は確かに納豆の味がする。日本の納豆よりはインドネシアのテンペに近いかも。
塩気が利いて、ビールにぴったり、とは同行者の弁。

ピンダヤの洞窟前の土産物屋にはすでに揚げたものが袋入りで売られていた。
 
こちらのはお米を揚げたものも入っていてさらにパリパリの食感。納豆チップスと言った感じで実に食べやすくおいしい。もっと大量に買えばよかった。

カックーへ行く途中、パオ族のモデル村に寄った時にこの納豆を作っているところを見ることができた。
 こんな屋根の下で作業をしていたおばあちゃん。
 
すでにつぶして団子状にされた豆をふきんではさみ、薄い円盤にして天日で干す。
これも揚げて食べるのだろう。

この他にもっと日本の納豆にそっくりの、糸を引くウェットな粒も見かけたが、こちらはシッキム同様、調味料として使うのだと聞いた。
撮り忘れたらしく写真がないのが残念。

食の分布を確認するだけでもアジアの旅は楽しい。


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コメント (7)
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