イランの小ネタはまだあるけれど、放っておくと完全に季節外れになってしまいそうなので先に台湾旅行記。
2014年7月4日から7日 台湾中部・南部の旅
7月4日
3年前に大人女子(笑)5人で行った台湾旅行が楽しかったので、今回は一人欠員ながら、同じ面子で台中と台南に行くことにした。
台北まではたった3時間ほどなのでまだ乗ったことのないLCCにしてみようかと思ったが、特別なキャンペーンがないと大手の安いチケットと変わらないことがわかったので方針変換。中華航空なら羽田発松山着、追加料金なしで荷物も預けられるし機内食も出る。
ただし今回目いっぱい遊ぼうと選んだ出発便は7時10分発。
始発に乗っても間に合わないので、羽田の東横インに友人と前泊。
ホテルは中国系のお客さんであふれていたが、早朝でも空港行きのバスが出るし、なにより家からタクシーに乗るより安い。
そんなわけで乗り込んだ中華航空。
朝ご飯を食べているうちに台北に到着。
荷物を受け取り、両替をしたらすぐに台中を目指す。
松山空港からは台中行きの高速バスが出ているとネットで調べていたのだが、バス停の表示を見てもそれらしいものはないし、案内で聞くと「そんなバスはありません。台北駅から鉄道です」と不審そうな顔をされた。直通バスはなくなってしまったのだろうか。
しかたがないのでタクシーで台北駅へ。しかし今回は4人なのでただでさえ安い台湾のタクシーがさらに格安。
車内のテレビでは神戸の号泣議員をローカル放送が取り上げていて、我々が「恥ずかしい」と騒いでいたら運ちゃんに笑われちゃった。
台北駅の切符売り場では英語は通じるし、クレジットカードで簡単に指定席券を購入。
地下のプラットホームからはじめての台湾新幹線(高鐵)に乗車。
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良く知られているように日本の新幹線の輸出だから何の違和感もなし。
しかし台中まで50分、NT$765は約2600円。
同じ50分で着く宇都宮まで東北新幹線の指定席だと5130円だから半額だ。
桃園を過ぎれば車窓には田んぼの風景が広がる。
7月でもう稲刈りをしているところがさすが二期作の台湾。
やがて高いビルが見え始めたらもう台中に到着だ。
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高鐵の駅は台北以外はどこもよく似ていて、ピカピカで近代的だけれど市街からは離れたところにぽつんとある。
そのため中心部に行くためには在来線に乗り換えなければならず、台中でも新烏日と言う駅が高鐵台中駅と連絡通路でつながっている。
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その通路にあるお店がなかなか面白くて、紙製品の専門店には段ボール製の汽車から神社まであるし、他にも鉄道グッズの店やら猫グッズの店やら、ついひっかかってしまう。
しかしおなかも空いたので早く台中市内へ行こう。
在来線の乗車券はたったの15元(約50円)
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33℃でもう蒸し暑いホームからふつーの電車に15分ほど乗って
台鐵の台中駅に到着。台湾の鉄道は日本統治時代の古い駅舎をそのまま使っているので、昔の日本の田舎にタイムスリップしたかのようだ。
この駅からは大きな荷物を引きずりながら7分ほどで宿に到着。
Park City Hotelは一部屋1万円もしないが、部屋は広くて大満足。
ここに荷物を放り込んだら、早速お昼を食べようと徒歩5分のこちらへ。
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沁園春餐廳
もう2時を回った頃だったので他にあまりお客さんはいなかったが、ベテランのおばちゃんに注文をして待つことしばし。思ったよりもだいぶ時間がかかって出てきたのが
蟹粉小籠包。これがスープたっぷり、蟹みその香りがぷーんとたっておいしい
登場する前に入り口脇の厨房からゴーッという音がしていたのはこれを蒸していた音だったらしい。
青菜炒めもあっさりと食べやすく
もう一つ「薔薇の万頭」という珍しいメニューがあったので頼んでみると大きな中華まんが登場。半分づつ食べたいので切ってほしいというと、日本語のできる大女将が「中身が出ちゃうから切れないよ」と結局手で割ってくれて(笑)、中から出てきたのは薔薇のジャム。正直イチゴジャムとさほど変わらなかったが、大女将が親切でなんだかほっこり。
操業64年の老舗だそうだが気取らずおいしかった。
ここの小龍包はもっと食べたいぐらいだったが、他に食べなきゃいけないものがあるからと同行者たちをおしとどめ、徒歩で次の店へ。
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立派な店構えの洪瑞珍はやはり老舗のパンとお菓子の店。かなりレトロな感じのお菓子が並ぶ中、ここのサンドイッチが有名ということなのでお買い上げ。
1つ100円もせず、この包み紙がまたいい感じ。
レジの後ろには大きな箱が山と積まれていて、ジモティーはこれを大量に買っていくらしい。
しかしこのサンドイッチも明日の朝までお預け。
デザートは次の店で食べるのだ。
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2014年7月4日から7日 台湾中部・南部の旅
7月4日
3年前に大人女子(笑)5人で行った台湾旅行が楽しかったので、今回は一人欠員ながら、同じ面子で台中と台南に行くことにした。
台北まではたった3時間ほどなのでまだ乗ったことのないLCCにしてみようかと思ったが、特別なキャンペーンがないと大手の安いチケットと変わらないことがわかったので方針変換。中華航空なら羽田発松山着、追加料金なしで荷物も預けられるし機内食も出る。
ただし今回目いっぱい遊ぼうと選んだ出発便は7時10分発。
始発に乗っても間に合わないので、羽田の東横インに友人と前泊。
ホテルは中国系のお客さんであふれていたが、早朝でも空港行きのバスが出るし、なにより家からタクシーに乗るより安い。
そんなわけで乗り込んだ中華航空。
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荷物を受け取り、両替をしたらすぐに台中を目指す。
松山空港からは台中行きの高速バスが出ているとネットで調べていたのだが、バス停の表示を見てもそれらしいものはないし、案内で聞くと「そんなバスはありません。台北駅から鉄道です」と不審そうな顔をされた。直通バスはなくなってしまったのだろうか。
しかたがないのでタクシーで台北駅へ。しかし今回は4人なのでただでさえ安い台湾のタクシーがさらに格安。
車内のテレビでは神戸の号泣議員をローカル放送が取り上げていて、我々が「恥ずかしい」と騒いでいたら運ちゃんに笑われちゃった。
台北駅の切符売り場では英語は通じるし、クレジットカードで簡単に指定席券を購入。
地下のプラットホームからはじめての台湾新幹線(高鐵)に乗車。
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良く知られているように日本の新幹線の輸出だから何の違和感もなし。
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同じ50分で着く宇都宮まで東北新幹線の指定席だと5130円だから半額だ。
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7月でもう稲刈りをしているところがさすが二期作の台湾。
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高鐵の駅は台北以外はどこもよく似ていて、ピカピカで近代的だけれど市街からは離れたところにぽつんとある。
そのため中心部に行くためには在来線に乗り換えなければならず、台中でも新烏日と言う駅が高鐵台中駅と連絡通路でつながっている。
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その通路にあるお店がなかなか面白くて、紙製品の専門店には段ボール製の汽車から神社まであるし、他にも鉄道グッズの店やら猫グッズの店やら、ついひっかかってしまう。
しかしおなかも空いたので早く台中市内へ行こう。
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33℃でもう蒸し暑いホームからふつーの電車に15分ほど乗って
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台鐵の台中駅に到着。台湾の鉄道は日本統治時代の古い駅舎をそのまま使っているので、昔の日本の田舎にタイムスリップしたかのようだ。
この駅からは大きな荷物を引きずりながら7分ほどで宿に到着。
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Park City Hotelは一部屋1万円もしないが、部屋は広くて大満足。
ここに荷物を放り込んだら、早速お昼を食べようと徒歩5分のこちらへ。
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沁園春餐廳
もう2時を回った頃だったので他にあまりお客さんはいなかったが、ベテランのおばちゃんに注文をして待つことしばし。思ったよりもだいぶ時間がかかって出てきたのが
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もう一つ「薔薇の万頭」という珍しいメニューがあったので頼んでみると大きな中華まんが登場。半分づつ食べたいので切ってほしいというと、日本語のできる大女将が「中身が出ちゃうから切れないよ」と結局手で割ってくれて(笑)、中から出てきたのは薔薇のジャム。正直イチゴジャムとさほど変わらなかったが、大女将が親切でなんだかほっこり。
操業64年の老舗だそうだが気取らずおいしかった。
ここの小龍包はもっと食べたいぐらいだったが、他に食べなきゃいけないものがあるからと同行者たちをおしとどめ、徒歩で次の店へ。
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立派な店構えの洪瑞珍はやはり老舗のパンとお菓子の店。かなりレトロな感じのお菓子が並ぶ中、ここのサンドイッチが有名ということなのでお買い上げ。
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レジの後ろには大きな箱が山と積まれていて、ジモティーはこれを大量に買っていくらしい。
しかしこのサンドイッチも明日の朝までお預け。
デザートは次の店で食べるのだ。
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