7月6日
泊まっているホテルは朝食つきだが、せっかくの台南、食べたいものがたくさんあるのでホテルでは食べずに8時に出発。
ぶらぶら歩いて7、8分、やって来たのは小さなロータリーに面したこちらの店。
阿堂鹹粥
店頭には既に長い行列ができているが、これはテイクアウトの人の列。
隣の食堂スペースも1階はもうお客さんでいっぱい。
そこで勝手に2階に上がらせていただくと、こちらはまだ解放していなかったようで誰もいない。
下を見下ろせるテラス席があったので特等席、とここに座っていたら店のマダムがやって来て中へ入れとおっしゃる。
テラス席に座ってはいけない理由でもあるのかと思ったら、どうも暑いので冷房の効く室内に座れと親切で言ってくれたよう。なのでここは素直に従って漢字の伝票にチェックを入れ、店員に渡す。
←クリックすると大きくなります。
しばらく待つうちに2階の席もすべて埋まり、ぽつぽつと料理が出てくる。
まずは小さなお茶碗に盛られたエビ飯。中華ピラフといった感じだが、上にタクアンが乗ってくるのが面白い。
次にやって来たのは煎魚肚、つまり魚の内蔵。
紐のような部分もあったりして見た目はグロいが、味はうなぎの肝やフォワグラのようでうまい!
これは台南周辺で採れる虱目魚(サバヒー)と言う魚の肝なのだが、サバヒー自体が足の速い魚なので、こんなものが食べられるのは台南ならではとか。
これらをつまみつつ主役を待つが、これがなかなか出てこない。他のテーブルもみんな待っていて、しばらくしたらマダムが上がってきて中国語で何か言いながら頭を下げている。まだ時間がかかるので待ってください、とのことで、結局30分ほどかかっただろうか、ようやく登場した主役がこちら。
総合鹹粥。
総合とはミックスなのでサバヒーの他にサワラや小さな牡蠣がたくさん入り、ごはんは粒のしっかり残ったサラサラ、スープは出汁が良く出ているが優しい味で、なるほどこれは朝食にピッタリ。
しかもかなりの量が入ったこの丼が、なんとたったの100元(約340円)とは、素晴らしすぎる。
店のマダムは日本語がちょっとできて、この店に日本人観光客なんて珍しくないだろうに、細々と気をかけてくれる。
気分よくおいしいものが食べられて、これは朝から大満足。
お粥屋さんを出た後は早い時間から開いているらしいお店を見ようとまた町をぶらぶら。
このかわいい建物は旧台南測候所。正十八角形で1898年と日本統治の初期に建てられたもの。
現役の教会も歴史ありげ、1911年に建てられた旧台南公会堂は今も演奏会などに使われているとか、暑いけど台南の町歩きは楽しい。
ほどなく到達したのが目的の合成帆布行。店先で作業をしている卸問屋のようだが、棚にはかわいい帆布バッグがディスプレイされているので見せてもらうと、日本語のできるおばあちゃんが手伝ってくれる。
いつも店の前に座って仕事しているらしいこのおばあちゃんが楽しくて、つい話しこんじゃう。
そして散々あれこれ選ばせてもらって、買ったのはこちら。
カメラにピッタリのサイズなので派手な赤をもらったが、HPに「三歳小包」とあるのは三歳児用バッグということ?
丁寧な造りだけれど値段は2000円もしなかったと思う。
さらにここから徒歩5分ほどのところにはもう一軒帆布バッグ屋さん。
こちらの永盛帆布行はもっと飾り気がなくて、店内ではランニング姿のおじちゃんがミシンを回している。
でもこのおじちゃんも親切で、同じ色形でも持ち手の色柄がちがうものをいっぱい見せてくれる。友人はちょっとエルメスっぽいオレンジのトートバッグを買ったけど、こちらも安い。
いい買い物に満足してホテルに戻ると、お向かいの林百貨の前がすごいことになっている。
日曜日のせいもあって、11時の開店を待つ人たちが昨夜よりもさらに大行列。
興味はそそられるが、我々にはこれから行くところがあるのだ。
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泊まっているホテルは朝食つきだが、せっかくの台南、食べたいものがたくさんあるのでホテルでは食べずに8時に出発。
ぶらぶら歩いて7、8分、やって来たのは小さなロータリーに面したこちらの店。
阿堂鹹粥
店頭には既に長い行列ができているが、これはテイクアウトの人の列。
隣の食堂スペースも1階はもうお客さんでいっぱい。
そこで勝手に2階に上がらせていただくと、こちらはまだ解放していなかったようで誰もいない。
下を見下ろせるテラス席があったので特等席、とここに座っていたら店のマダムがやって来て中へ入れとおっしゃる。
テラス席に座ってはいけない理由でもあるのかと思ったら、どうも暑いので冷房の効く室内に座れと親切で言ってくれたよう。なのでここは素直に従って漢字の伝票にチェックを入れ、店員に渡す。
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しばらく待つうちに2階の席もすべて埋まり、ぽつぽつと料理が出てくる。
まずは小さなお茶碗に盛られたエビ飯。中華ピラフといった感じだが、上にタクアンが乗ってくるのが面白い。
次にやって来たのは煎魚肚、つまり魚の内蔵。
紐のような部分もあったりして見た目はグロいが、味はうなぎの肝やフォワグラのようでうまい!
これは台南周辺で採れる虱目魚(サバヒー)と言う魚の肝なのだが、サバヒー自体が足の速い魚なので、こんなものが食べられるのは台南ならではとか。
これらをつまみつつ主役を待つが、これがなかなか出てこない。他のテーブルもみんな待っていて、しばらくしたらマダムが上がってきて中国語で何か言いながら頭を下げている。まだ時間がかかるので待ってください、とのことで、結局30分ほどかかっただろうか、ようやく登場した主役がこちら。
総合鹹粥。
総合とはミックスなのでサバヒーの他にサワラや小さな牡蠣がたくさん入り、ごはんは粒のしっかり残ったサラサラ、スープは出汁が良く出ているが優しい味で、なるほどこれは朝食にピッタリ。
しかもかなりの量が入ったこの丼が、なんとたったの100元(約340円)とは、素晴らしすぎる。
店のマダムは日本語がちょっとできて、この店に日本人観光客なんて珍しくないだろうに、細々と気をかけてくれる。
気分よくおいしいものが食べられて、これは朝から大満足。
お粥屋さんを出た後は早い時間から開いているらしいお店を見ようとまた町をぶらぶら。
このかわいい建物は旧台南測候所。正十八角形で1898年と日本統治の初期に建てられたもの。
現役の教会も歴史ありげ、1911年に建てられた旧台南公会堂は今も演奏会などに使われているとか、暑いけど台南の町歩きは楽しい。
ほどなく到達したのが目的の合成帆布行。店先で作業をしている卸問屋のようだが、棚にはかわいい帆布バッグがディスプレイされているので見せてもらうと、日本語のできるおばあちゃんが手伝ってくれる。
いつも店の前に座って仕事しているらしいこのおばあちゃんが楽しくて、つい話しこんじゃう。
そして散々あれこれ選ばせてもらって、買ったのはこちら。
カメラにピッタリのサイズなので派手な赤をもらったが、HPに「三歳小包」とあるのは三歳児用バッグということ?
丁寧な造りだけれど値段は2000円もしなかったと思う。
さらにここから徒歩5分ほどのところにはもう一軒帆布バッグ屋さん。
こちらの永盛帆布行はもっと飾り気がなくて、店内ではランニング姿のおじちゃんがミシンを回している。
でもこのおじちゃんも親切で、同じ色形でも持ち手の色柄がちがうものをいっぱい見せてくれる。友人はちょっとエルメスっぽいオレンジのトートバッグを買ったけど、こちらも安い。
いい買い物に満足してホテルに戻ると、お向かいの林百貨の前がすごいことになっている。
日曜日のせいもあって、11時の開店を待つ人たちが昨夜よりもさらに大行列。
興味はそそられるが、我々にはこれから行くところがあるのだ。
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