7月5日 続き
高鐵台南駅から市の中心部までは遠くて、タクシーで40分ほどもかかる。
そんなわけで今夜の宿に着いたのは8時。
富華大飯店は町の真ん中にあってどこへ行くにも便利。それで1部屋8000円ほどだから台中の宿よりさらにお得。
お向かいにはリノベーションされてオープンしたばかりの林百貨店があり、入口には入場者が長い列を作っているが、この中の見学は後のお楽しみにしよう。
荷物を置いたらすぐに行動。
タクシーを呼んでもらってすぐ近くの赤崁樓へ。
お腹も空いているが、先に観光をしてしまおうと門の中に入る。
赤崁樓は元々1652年に東インド会社のオランダ人が築いたプロヴィンシア城という要塞。
中に元の姿の模型があるが、オリジナルは城壁の一部が残っているだけ。
この城を陥落させ、オランダ人たちを台湾から追い出したのが鄭成功。というわけで庭ではオランダ人が鄭成功に頭を垂れている。
その奥にある海神廟、文昌閣という思いっきり中国らしい建物は清の時代に建てられたもの。
中には鄭成功の肖像画に胸像
オランダとの闘いの説明やら、当時の船の模型などあって、やっぱり予習をしてきてよかった
庭には鄭成功の墓を守っていたと言う石の馬がいるし、椰子の間に見える中国風の楼閣というのも台湾らしい。
前庭ではミニコンサートのようなものも行われていて、夕涼みに大勢集まっている姿も南国らしい感じがする。
さて、一応観光も済んでやっと夕食、とすぐ近くの「赤崁擔仔麺」と言うこじゃれた店に入ると、入った途端「すみません、もう閉店です」と日本語で言われてしまった。てっきり夜中まで開いていると思っていたら9時で閉店とは、ああ勘違い。
さあ、それではどうしよう、と思ったらすぐ隣にも渋い擔仔麺屋がある。
こちらは1964年以来の老舗、道端で食べるこのスタイルこそ本来の姿ではある、ということでおばちゃんに擔仔麺を所望。
軽食サイズの麺はにんにくが効いて、まあこんなもんでしょう。
えらく軽い夕食になってしまったので、デザートの余裕が十分にある。
目指す店に向かって、夜の台南をぶらぶらとお散歩すると日本統治時代の建物が次々に現れる。
大きなロータリーにあるのは今は國家台灣文學館となっている元の台南州庁。
消防署と警察署は統治時代の1930年代に作られたものが今もそのまま使われているとか。
やがて到着した目的の店には夜遅くにもかかわらず大勢の人だかり。
豚やアヒルの姿をしたスイカも並ぶ「莉莉水果店」は人気の果物屋さん。
オーダーはメニューに印をつけて先払いなのだが、まずはテーブルを決めなければならなかったらしく、満席なので席がないと言うとレジのおじちゃんはお客さんが列を作っているのにわざわざ立って席を作ってくれた。
おじちゃん、ありがとう。
で無事にありついたのは
あえてマンゴーをはずした豆一杯のかき氷、65元(約220円)。甘すぎない台湾の餡子は大好き。
12種類ものフルーツの盛り合わせはたったの100元(約340円)。
しかし一番おいしかったのは実はこのトマト。
中華圏ではどこでも生のトマトはフルーツ扱いなのだが、台南では独特のタレをつけて食べると言う、これが一度食べてみたかった。
でこのタレだが、醤油に梅砂糖が入り、生姜のすりおろしが乗っていて、これが懐かしくも青くさいトマトにぴったりでなんともおいしい。人気のあるものはやっぱり試してみないと。
おかげでお腹も十分に満たされた。
夜も更けたのでもうホテルに帰ろう。
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高鐵台南駅から市の中心部までは遠くて、タクシーで40分ほどもかかる。
そんなわけで今夜の宿に着いたのは8時。
富華大飯店は町の真ん中にあってどこへ行くにも便利。それで1部屋8000円ほどだから台中の宿よりさらにお得。
お向かいにはリノベーションされてオープンしたばかりの林百貨店があり、入口には入場者が長い列を作っているが、この中の見学は後のお楽しみにしよう。
荷物を置いたらすぐに行動。
タクシーを呼んでもらってすぐ近くの赤崁樓へ。
お腹も空いているが、先に観光をしてしまおうと門の中に入る。
赤崁樓は元々1652年に東インド会社のオランダ人が築いたプロヴィンシア城という要塞。
中に元の姿の模型があるが、オリジナルは城壁の一部が残っているだけ。
この城を陥落させ、オランダ人たちを台湾から追い出したのが鄭成功。というわけで庭ではオランダ人が鄭成功に頭を垂れている。
その奥にある海神廟、文昌閣という思いっきり中国らしい建物は清の時代に建てられたもの。
中には鄭成功の肖像画に胸像
オランダとの闘いの説明やら、当時の船の模型などあって、やっぱり予習をしてきてよかった
庭には鄭成功の墓を守っていたと言う石の馬がいるし、椰子の間に見える中国風の楼閣というのも台湾らしい。
前庭ではミニコンサートのようなものも行われていて、夕涼みに大勢集まっている姿も南国らしい感じがする。
さて、一応観光も済んでやっと夕食、とすぐ近くの「赤崁擔仔麺」と言うこじゃれた店に入ると、入った途端「すみません、もう閉店です」と日本語で言われてしまった。てっきり夜中まで開いていると思っていたら9時で閉店とは、ああ勘違い。
さあ、それではどうしよう、と思ったらすぐ隣にも渋い擔仔麺屋がある。
こちらは1964年以来の老舗、道端で食べるこのスタイルこそ本来の姿ではある、ということでおばちゃんに擔仔麺を所望。
軽食サイズの麺はにんにくが効いて、まあこんなもんでしょう。
えらく軽い夕食になってしまったので、デザートの余裕が十分にある。
目指す店に向かって、夜の台南をぶらぶらとお散歩すると日本統治時代の建物が次々に現れる。
大きなロータリーにあるのは今は國家台灣文學館となっている元の台南州庁。
消防署と警察署は統治時代の1930年代に作られたものが今もそのまま使われているとか。
やがて到着した目的の店には夜遅くにもかかわらず大勢の人だかり。
豚やアヒルの姿をしたスイカも並ぶ「莉莉水果店」は人気の果物屋さん。
オーダーはメニューに印をつけて先払いなのだが、まずはテーブルを決めなければならなかったらしく、満席なので席がないと言うとレジのおじちゃんはお客さんが列を作っているのにわざわざ立って席を作ってくれた。
おじちゃん、ありがとう。
で無事にありついたのは
あえてマンゴーをはずした豆一杯のかき氷、65元(約220円)。甘すぎない台湾の餡子は大好き。
12種類ものフルーツの盛り合わせはたったの100元(約340円)。
しかし一番おいしかったのは実はこのトマト。
中華圏ではどこでも生のトマトはフルーツ扱いなのだが、台南では独特のタレをつけて食べると言う、これが一度食べてみたかった。
でこのタレだが、醤油に梅砂糖が入り、生姜のすりおろしが乗っていて、これが懐かしくも青くさいトマトにぴったりでなんともおいしい。人気のあるものはやっぱり試してみないと。
おかげでお腹も十分に満たされた。
夜も更けたのでもうホテルに帰ろう。
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