Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

台湾で女子会 3 微熱山丘詣で

2014-08-14 18:50:16 | 東アジア
7月5日

本日の朝食は昨日買っておいたサンドイッチ。
 
白パンの「オリジナル」はたまごとハムなのだが、たまごは薄焼き、パンがほわほわで食べやすくておいしいけど、それほど特別と思わなかったのは期待値が高すぎたか。
 
今朝はこれとサラダ、コーヒーで軽く、と思っていたのに、ホテルのビュッフェが意外に充実していて、つい魯肉飯と煮卵まで取ってしまったのは台湾だから仕方ない。

さて、本日は台北ナビで予約をして「秘湯東埔温泉と梅の里1日ツアー」というのに申し込んである。
そこで指示された通り8時にホテルのロビーで待っていると、ちょっと太めのお兄さんが登場、案内されたのは5人乗りのワゴン車で、貸し切りなのはいいけどちと狭い。

これに乗り込んで早速阿里山方面に向かって出発。
始めは愛想なしだったお兄さん、車が動き出すと口がほぐれはじめ、自称「イケメン」が今日は好きなところに連れて行ってくれるらしい。要は日程表通りでは時間が余ってしまうので他に行きたいところはないかということ。
しばらく走って高速を降りた頃、「すごく有名なパイナップルケーキのお店がありますけど、行きたいですか」というので「もちろん行きたい」と即答。走っていた車をUターンさせてその店に向かうことになった。

やって来たのは台中の南の南投市。
 道端ではパイナップルをたくさん売っていて、4つ100元(約340円)とか安いが、「夕方になれば5個100元になるよ」とガイドは笑う。

市街地を抜けてさらに山道を上がって行くとまわりはパイナップル畑がいっぱい。
 そんな農村の道路脇にいきなり屋台群が出現し、路駐の車が延々と連なっている。これがすべて一軒のお菓子屋さんのためというのだから、週末とは言えすごい。

 
道路のすぐ脇にもパイナップル畑があって、パイナップルの花を初めて見た。
 
実の方ももちろん大量販売。
  
その他にもかぼちゃやら芋やら謎の漢方食材まで。 
  
ドラゴンフルーツのそばにもその花が咲いていて、月下美人のようなこれも初めて見た。

こんな屋台街をしばらく歩いて、ようやく店の看板に到達。
 今や東京の青山にも支店を出している 微熱山丘 Sunny Hills のここが本店なのだ。

 
店の敷地内に入ると中国伝統の三合院の建物があり、パラソルの下には大勢の人。
  
入ってすぐの列に並べばパイナップルケーキを丸ごと一個と冷たいお茶を無条件にくれる。

しかしあたりに店舗らしきものは見当たらず、
 よくよく見たらこの地味な入口が販売所。
  
売っているものはパイナップルケーキとパイナップルジュースのみで、店内も商品が積みあがっているだけの殺風景さ。
 しかし買えばもれなくついてくる布袋がかわいくて、もちろんここでお買い上げ。(中身についてはまた後日)

他にも何かないか、と場内をうろつくと屋上テラスを発見。
 
ここにはパイナップルスムージーがあって、冷たくておいし~。

 このテラスの外を見ると、向こうにある大きな建物がパイナップルケーキの工場とか。
そしてその手前の大きなテントの下はと言うと
 
近所の農家の市場になっている。
 
売られているのは果物の他にも瓶詰類とか
  
山羊の乳製品とかいろいろ。ハイジも飲んだ山羊のミルクは初めて飲んだが、思ったより癖がなくてごくごくいける。
 ここで買ったパッションフルーツとライチーも香り高くておいしかった。

この微熱山丘と言う店、元はお茶農家だったがもっと地元の産品を活かせるものを、とパイナップル100%のケーキを売り出したら大成功。おかげで地元に雇用が生まれ、さらにこんな辺鄙なところにまで観光客が来るようになったというのだからたいしたもの。
台中の日出といい、ここといい、台湾のお菓子屋さんのなんとパワフルなこと。

予定していなかった本店に来ることができて大満足で微熱山丘をくだった。


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コメント (9)
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