2月5日
今朝も朝焼けに染まる砂山を見ながら起床。
テントを撤収して、砂の上の朝食。
初日の風で砂まみれになったのにはまいったけれど、風が治まればやっぱり砂漠は素敵で、この美しい砂山の眺めと別れるのは名残惜しい。
キャンプ地から離れて20分、ドライバーが立ち寄ってくれたのは
サウジアラビアとの国境。
日が当たる東側がオマーン、西側がサウジアラビア。
現在サウジは観光ビザを一切発行していないそうなので、この裏側に回り込んだ一歩は貴重。
サウジ、オマーン、UAE国民は陸路に限りパスポートのチェックもなくそれぞれの国境を越えられるのだそうで、だからこそ標識以外には塀も何もない無防備な国境なのだろうが、それ以上にこんな砂漠をわざわざ越える人間もいないと言うことだろう。
ここから進路を東に取ってまた砂漠の中の道を行くと
さすがに国境近くと言うことで軍のキャンプがあった。
あとは道端にラクダの屍骸が転がっているぐらい。
そのうちにタンクローリーの姿を見かけるようになり
また石油関連施設が見えてきた。
途中、車一台のパンクなどありつつ、お昼過ぎにやって来たのはカーン・キブリットという岩山。
ここもまた平地に唐突な感じで岩が突き出ているのだが、その一つに10人入ればいっぱいの小さな洞窟があり、
中は塩の結晶で覆われている。この辺りの地下水は塩分濃度が濃く、それが長い時間をかけて結晶化したものなのだそうだ。
ここを出て、ようやく幹線道路上のドライブインのような所にたどり着いたのは午後3時。
野菜満載のトラックも停まる、素敵なレストランでやっとお昼。
中は4,5人でいっぱいになる小部屋に分かれていて、絨毯に座っていただいたのはカレー。
こういう所はほとんどがインドやパキスタン人がやっていて、味もいいのはお腹が空いていたからだけではない。
入口で見かけたアイスキャンディーをおねだりしたら、これがちょっとびっくりのおいしさ。UAE製で確か30円ぐらい。
ここからまた幹線を離れ、今夜の宿泊地は地図上の星印、ジュベル・コブラ。
あたりは石灰岩がごつごつと続く景色なのだが、到着した時にはもう夕暮れなので急いで岩陰にテント設営。
今夜は風がないので食堂テントもなし。
野天で食べるチキン・バーベキュー、おいしかった。
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今朝も朝焼けに染まる砂山を見ながら起床。
テントを撤収して、砂の上の朝食。
初日の風で砂まみれになったのにはまいったけれど、風が治まればやっぱり砂漠は素敵で、この美しい砂山の眺めと別れるのは名残惜しい。
キャンプ地から離れて20分、ドライバーが立ち寄ってくれたのは
サウジアラビアとの国境。
日が当たる東側がオマーン、西側がサウジアラビア。
現在サウジは観光ビザを一切発行していないそうなので、この裏側に回り込んだ一歩は貴重。
サウジ、オマーン、UAE国民は陸路に限りパスポートのチェックもなくそれぞれの国境を越えられるのだそうで、だからこそ標識以外には塀も何もない無防備な国境なのだろうが、それ以上にこんな砂漠をわざわざ越える人間もいないと言うことだろう。
ここから進路を東に取ってまた砂漠の中の道を行くと
さすがに国境近くと言うことで軍のキャンプがあった。
あとは道端にラクダの屍骸が転がっているぐらい。
そのうちにタンクローリーの姿を見かけるようになり
また石油関連施設が見えてきた。
途中、車一台のパンクなどありつつ、お昼過ぎにやって来たのはカーン・キブリットという岩山。
ここもまた平地に唐突な感じで岩が突き出ているのだが、その一つに10人入ればいっぱいの小さな洞窟があり、
中は塩の結晶で覆われている。この辺りの地下水は塩分濃度が濃く、それが長い時間をかけて結晶化したものなのだそうだ。
ここを出て、ようやく幹線道路上のドライブインのような所にたどり着いたのは午後3時。
野菜満載のトラックも停まる、素敵なレストランでやっとお昼。
中は4,5人でいっぱいになる小部屋に分かれていて、絨毯に座っていただいたのはカレー。
こういう所はほとんどがインドやパキスタン人がやっていて、味もいいのはお腹が空いていたからだけではない。
入口で見かけたアイスキャンディーをおねだりしたら、これがちょっとびっくりのおいしさ。UAE製で確か30円ぐらい。
ここからまた幹線を離れ、今夜の宿泊地は地図上の星印、ジュベル・コブラ。
あたりは石灰岩がごつごつと続く景色なのだが、到着した時にはもう夕暮れなので急いで岩陰にテント設営。
今夜は風がないので食堂テントもなし。
野天で食べるチキン・バーベキュー、おいしかった。
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