Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

パリのホテル・カリフォルニア

2018-06-21 13:54:43 | ヨーロッパ
パリでの宿泊先はホテル・カリフォルニア。

 
シャンゼリゼからちょっと入ったところ、凱旋門まで徒歩5分という素晴らしいロケーションにある4つ星ホテル。

この周辺のホテルはランカスターだのロチェスターだのイギリス風の名前のところが多くて、これは19世紀から20世紀の初めごろまでイギリス人やアメリカ人がたくさんこの辺りに宿泊したからなのだそうだ。

ホテル・カリフォルニアも1925年にできたホテル。
  
フロント前のロビーも名前からは想像できないほどクラシカルな風情だ。

 
部屋は広くもないが狭くもなく、
 バルコニーから見える景色はいかにもパリの街中。
 
 
珍しくバスルームとトイレが分かれていてバスタブ付き、トイレには手動レバーのシャワーが付いているのはアラブ系のお客が多いせいだろうか。

不足はないものの部屋は全体に年季が入った感じで、水回りはなんとなく下水のにおいがする。
冷蔵庫は壊れていて翌日まで取り替えてもらえなかったし、今どき水の一本もサービスされない。

ポーターのおじちゃんたちは愛想が良くていいが、自腹では決して泊まらない値段の4つ星であることを考えると価値はほぼロケーションにつきる。

パリのホテルがお高いのは昔からだが、アジアで設備やサービスの良いホテルに慣れてしまうとこういうところは一層見劣りがする。

と、こんな贅沢を言っていると罰が当たりそうだ。


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コメント (4)
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