Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

パリ 出張飯

2018-06-25 15:27:12 | ヨーロッパ
パリ出張初日、ホテルには夕方に到着したが機内で食べ続けだったので食欲はわかず。
 シャンゼリゼ通りにあるスーパーで食べるものを調達。
さくらんぼは大きなカップ一杯で170円ほどと安いが、それ以外の物は最近物価の安い日本から行くと何でもお高い。

翌日からは会議が入っていたが、会議の詳細が来る前にランチは肉か魚かべジか、ディナーには参加するかの確認が来て、ディナーのレストランとメニューまで送られてきたのには恐れ入った。

そのランチはボックス入りのケータリングだが
 ドイツのサンドイッチとは違い、ちゃんとコース仕立てになっているところがさすがフランス。
柔らかいチキンの下にはケチャップライスのようなものが敷かれていて、左下はシリアルの乗ったヨーグルト。

翌日もボックスランチで
 こんなべジサラダは「ブッダボウル」と呼ぶらしい。
べジとはいえチーズやチョコレートムースまで付いてボリューム満点、とても食べきれない。
しかも会議の時間が押していても昼食時間はしっかり確保。日本だったら「弁当食べながら進めましょう」となるところ、文化の違いを感じる。

出席確認されたグループディナーはオペラガル二エ・レストラン。
 あのオペラ座の正面右手にレストランがあって、表はカフェテラスになっている。

予約時間の20分ほど前に到着したので、外でちょっと何か飲みましょう、とたくさん空いているテーブルの方に行こうとすると「そちらはだめだ、使っていない」とウェイターが混み合った狭いエリアのテーブルに座らせる。
メニューも持ってきたがしばらくしても注文取りに来ず、きっと予約時間の直前に来るぞ、と思っていたら案の定。
一緒にいたフランス人曰く、「飲み物を移動させられるのがいやだからわざとよ。フランス名物、無礼なサービスが経験できたわね」だって。

会食が用意されていたのはレストランの2階。
  
 
丸いドーム天井の下にモダンな赤いソファ席が波型に配置され、クラシックな外の景色との対比がおしゃれだ。

このレストランのシェフは日本人だそうで
 
だからサーモンの下には大根が敷かれ、柚子ゼリーや春菊があしらわれて、鳥料理のセロリソースには味噌が使われている。
 デザートはもちろん「オペラ」で、コーヒーも効いたチョコレートが濃厚。

しかし正直このレストランの価値はロケーションにつきる。
 10時に日没、11時にようやく暗くなった空にそびえるオペラ座を見るとパリにいる、と実感する。


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コメント (2)
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