7月27日 続き
サニを出て、次に向かったのはパドゥムの北にあるザンスカール最大のお寺、カルシャ・ゴンパ。
右手の山の中腹に広がる白い建物群がカルシャ・ゴンパだが、まずは谷を挟んで左手にあるチューチクザル・ゴンパへ。
正面にカルシャの横顔を見ながら山道を上がって行く。
いくつもの僧坊の間を抜け、2つ並んだチョルテンの奥に入ると、隠れるような扉があって、
そこが古いドゥカン・ニンパと呼ばれる小さなお堂。
正面には頭が高く盛り上がった十一面観音、両脇に見える小さな彫刻がおもしろい。
周囲の壁は13世紀ごろの物と思われる古い壁画に覆われていて、状態はすごく良いとは言えないものの
曼荼羅や忿怒尊が鮮やか。
洗練されているとは言えないが、墨の線がのびのびしていて、ここの壁画は楽しい。
ところでこのお堂の鍵を開けてくれたのはこのかわいい尼さんの卵。
チューチクザルは尼寺なのだが、お祭りのためか年配者の姿が全く見当たらない。
子供たちばかりが何人もいるのだが
我々一行が到着した途端、一番年配の女性と手をつないで離そうとしない子たちがいたり、愛想を振りまく子がいたり。
小学校低学年ぐらいの女の子たち、お母さんが恋しいのかとちょっと切ない。
チューチクザルからは一度山の下へ降り、次は隣のカルシャ・ゴンパへ。
12年前は下から歩いて登ったが、今は上のお堂まで車道ができて楽になった。
こちらも今度は小さな男の子たちがいっぱい。
たどりついた本堂の右手、新しくきれいになったドゥカンでは法要が行われていて中には入れてもらえず。
そこで左手のお堂を見学させていただくと
ガラス棚の中に大小さまざまな仏像がいっぱい。
ここでも小坊主たちが付いてきてやりたい放題。
ドゥカンの奥には古い即身仏を納めたチョルテンがあると山本氏が言うので法要が終わるのをしばらく待っていたが、なかなか終わる気配がないのであきらめて山を下りることにする。
帰りはたくさん立ち並ぶ僧坊の間を徒歩で下りて行ったが
雲の間から日が差す景色が素晴らしくて
向かいの山の中腹には朝行ったストンデ・ゴンパも見える。
下まで降りると、村の子供たちがマニ車を回して遊んでいる。
見上げるカルシャ・ゴンパは一つの町のようだ。
宿に戻ってザンスカール最後の夕食。
同行者持参の梅ペーストで食べるきゅうりがおいしい。
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サニを出て、次に向かったのはパドゥムの北にあるザンスカール最大のお寺、カルシャ・ゴンパ。
右手の山の中腹に広がる白い建物群がカルシャ・ゴンパだが、まずは谷を挟んで左手にあるチューチクザル・ゴンパへ。
正面にカルシャの横顔を見ながら山道を上がって行く。
いくつもの僧坊の間を抜け、2つ並んだチョルテンの奥に入ると、隠れるような扉があって、
そこが古いドゥカン・ニンパと呼ばれる小さなお堂。
正面には頭が高く盛り上がった十一面観音、両脇に見える小さな彫刻がおもしろい。
周囲の壁は13世紀ごろの物と思われる古い壁画に覆われていて、状態はすごく良いとは言えないものの
曼荼羅や忿怒尊が鮮やか。
洗練されているとは言えないが、墨の線がのびのびしていて、ここの壁画は楽しい。
ところでこのお堂の鍵を開けてくれたのはこのかわいい尼さんの卵。
チューチクザルは尼寺なのだが、お祭りのためか年配者の姿が全く見当たらない。
子供たちばかりが何人もいるのだが
我々一行が到着した途端、一番年配の女性と手をつないで離そうとしない子たちがいたり、愛想を振りまく子がいたり。
小学校低学年ぐらいの女の子たち、お母さんが恋しいのかとちょっと切ない。
チューチクザルからは一度山の下へ降り、次は隣のカルシャ・ゴンパへ。
12年前は下から歩いて登ったが、今は上のお堂まで車道ができて楽になった。
こちらも今度は小さな男の子たちがいっぱい。
たどりついた本堂の右手、新しくきれいになったドゥカンでは法要が行われていて中には入れてもらえず。
そこで左手のお堂を見学させていただくと
ガラス棚の中に大小さまざまな仏像がいっぱい。
ここでも小坊主たちが付いてきてやりたい放題。
ドゥカンの奥には古い即身仏を納めたチョルテンがあると山本氏が言うので法要が終わるのをしばらく待っていたが、なかなか終わる気配がないのであきらめて山を下りることにする。
帰りはたくさん立ち並ぶ僧坊の間を徒歩で下りて行ったが
雲の間から日が差す景色が素晴らしくて
向かいの山の中腹には朝行ったストンデ・ゴンパも見える。
下まで降りると、村の子供たちがマニ車を回して遊んでいる。
見上げるカルシャ・ゴンパは一つの町のようだ。
宿に戻ってザンスカール最後の夕食。
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