Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ザンスカール再訪 19 パドゥム~シェルゴル

2018-09-21 18:32:49 | チベット文化圏
7月28日

5日間滞在したザンスカールともいよいよお別れ。
はるばるレーからやって来た道をまたはるばる戻らなければならない。

というわけで帰路も出発は朝の5時。
 山に朝日が当たりだしたのは出発して1時間も経った頃。

村の羊たちとすれ違いながら2時間。ザンスカールの村もここで最後と言う所でトイレ休憩。
  
すると相前後して走っていたベルギー人グループの車がパドゥムに引き返したと言う。
なんでもお客を一人ホテルに置いてきてしまったのにここでようやく気が付いたとのこと。
きっとこの事件は今日中にはラダック中の旅行関係者に知れ渡り、「あのガイドは一生このことを言われますよ」と山本氏。おそろしや~。

 ペンジ・ラへ上り始めたらザンスカールの風景ともいよいよさよなら。

上がりきった正面に見えるドゥルンドゥン氷河を見ながらやっと朝ご飯。
 
出発から4時間、おなかペコペコなので分厚いパンケーキもおいしい。

 この後は来た道をひたすら戻って
 またマーモットがたくさんいる辺りに来ると
 
子供たちが顔を出している姿なども見られてラッキー。

 
なぜか全力疾走する牛たちがいたり、同じように黒い羊たちの群れを見たり。

 
屋根の上に白いものを広げているのはヤク乳の乾燥チーズ作り。
ホームステイ先のチュタギに入っていたが、少しでも味が濃くてコクが出る。

 お昼はパルカチック氷河の麓で本日もマギー。

その先も順調に進んで、スル谷のムスリム・エリアに入ると道もやっと舗装路に変わり、一段とスピードアップ。
 往路にも寄ったサンク村到着は16時半。
 
早朝には静まり返っていた道沿いに八百屋やら肉屋やらが店開きし、こんなににぎやかな村だったのかとちょっと驚く。
 
薄暗い店内で最後のチャイ休憩をしたら、さあ、あと一息。

と、1時間で自分の乗った車はカルギルの町に到着したが、後続の車が来なくて運転手はさかんに携帯で何か話している。
聞けば2号車が故障して動けなくなったとのことで、我々は修理工場で必要な部品を入手して故障車の元へ引き返し、2号車の荷物と乗客を拾ってまたカルギルへ。

せっかく順調に来ていたのだが、これで1時間半のロス。
しかしこの行程では何もないことの方が珍しいので、これぐらいのトラブルですめば御の字。
ちなみに故障車は1時間ほどの遅れで無事宿泊場所に到着。こちらのドライバーたちの修理能力もすごい。

その宿泊場所はカルギルからさらに40分ほど行ったシェルゴルという所にあるツーリスト・キャンプで20時半に到着。
 これは翌朝撮ったキャンプ村だが
 
ベッドに水洗トイレまで完備。

 食事はこちらのテントで
  
 
スープにサラダ、デザート付き。

本日も18000歩分揺られた。


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コメント (5)
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