Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ザンスカール再訪 21 ツァツァプリ・ゴンパ

2018-09-26 22:50:08 | チベット文化圏
7月29日 続き

ワンラを出て、往路と同じカルツェのレストランでお昼。

 
若い尼さんたちでいっぱいの中庭で、今日は「ナポリタン・スパゲティー」を所望。
出てきたのは意外にもトマト味のスープ・スパゲティ。これをおいしいと感じるのはトゥクパでもマギーでもないせいだろうか、また同じ粉ものではあるのだが。
それにしても「ナポリタン」と言う名前、誰か日本人が教えたのか。

この後はラダック初日に来たアルチを再訪。
 
アルチ・スムツェクは毎日でも通いたい。

さらにツァツァプリ・ゴンパにまた来たが、今回は鍵を開けてくれたお姉さんが写真撮影を許可してくれたので、まずは入って右手のトゥジェチェンポ・ラカン。
  
 
壁を覆い尽くす色鮮やかな曼荼羅が素敵すぎる。

その隣はツァツァプリ・ラカン。
 
正面にチョルテンが一つあるだけのお堂で、隣のトゥジェチェンポ・ラカンに比べると壁の保存状態は良くないが
 
こちらも大小さまざまな曼荼羅が壁面を飾り
 
アルチに比べれば素朴な絵柄だが、変わった図柄が多くてとても面白い。

ここからさらに階段を上がって2階の小さなお堂に案内されたが、ここはツァツァプリ5度目にして初めて入ったのではないかと思う。
 
 
枝を束ねた祭壇(?)の後ろにこれもまた変わった曼荼羅が一つ。壁を埋めるのは仏画で、ツァツァプリ・ラカンよりも絵の質も保存状態もいい。ここにこんな部屋があったとは。

 このお堂の向かいにある小さな扉も初めて開けてもらったが
 
入るとトゥジェチェンポ・ラカンの2階で、吹き抜けから下が覗ける。

ツァツァプリの壁画をここまで堪能したのは初めてで、まさに壁画三昧だった今回のツアーの締めにふさわしい。

と言うわけで、オタクのためのツァツァプリ・コレクションはこちら↓ 


アルチを出たらレーまでは1時間半。
 道中に見かけた屋根の上まで乗客でぎっしりのバス、途中で拾われた日本人らしき客も屋根に上がろうとしていたが、無事に帰り着けただろうか。

レーではまたMentokling Guest Houseまで送ってもらって現地ガイド、ドライバーたちとはお別れ。
宿では今度は一番いい部屋に通されたが
 
最上階のペントハウスは景色はいいものの、4階まで階段を上り下りするのは結構大変。
 
しかしさすがに設備も良くて、中庭の音もここでは気にならない。

熱いシャワーでさっぱりしたら、最後の夜はフェアウェル・ディナー。
久しぶりにお肉をガッツリ食べたいとリクエストして、選ばれたのはカシミールカレーの店。
 
郵便局の横を入り、1階に酒屋のあるビルの2階に上がると、濃い男たちばかりのBudshah Restaurantがある。

 みんなでシェアしたのは野菜カレー、マトンローガンジョシュ、チキンビリヤニに挽肉団子のカレー。
特に骨付きマトンがおいしくて、久々というか、今回の旅で初めてのカレーらしいカレーに一同大満足。

 人出でにぎわうレーの街でそれぞれの宿に散って行って、ツアーの皆さん、お世話になりました。


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コメント (5)
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