Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

北関東エスニックツアー 2

2021-04-07 13:10:54 | 国内旅行

スリランカ野菜市場の次にHiroさんが停車したのは大きなドラッグストアの前に建つ小さなプレハブ小屋。
 野菜とは書いてあるがなんでここに?と「まほら邑」と小さく扉にある中に入ってみると
 
一見普通の野菜直売所のようながら、ずらりと並ぶのはパクチー!他にもビーツやらタイで見るような白いナスやら、普通のスーパーでは見かけない野菜がいっぱいで、「おお」と喜んでいると野菜の補充に来た農家のおじさんやおばさんが「ここはなんでもあるよ」と自慢そう。
 
野菜の上にはアジア各国のインスタントラーメンやらお料理ヘルパーが並び、冷凍ケースには大量のチリやらテンペ、冷凍ドリアンやハラルのお肉が入っていてすごいの一言。
いかにこの近辺に外国人が多いかを証明しているが、売っている農家さんは「これ、どうやって食べるんだい?」と知らないらしいのが面白い。
 思わずパクチーに珍しい葉付きのビーツ、スリランカ産のマンゴージャムをお買い上げ。

直売所の充実ぶりに興奮しつつ、次にやって来たのは緑の玉ねぎドームのモスク。
 こちらは珍しいパキスタン人シーア派のモスクだそうで、本国でも少数派がなぜかここに集まっていて、茨城の田舎で体を傷つけながら行進するアーシュラーまで行っているのだとか。

この建物の左側がモスク、右側はレストランになっているのでここで本日2度目のランチ。
 
礼拝時間が近いので賑わっているかと思ったら「コロナでイマームもいないし、集団礼拝はなし」とのことで他にお客さんはなし。
静かな中で待っていると
 
まずはかわいいサラダとおいしいロティが来て
 
ほうれん草のカレーと羊の脳みそのマガズが土鍋で登場。どちらも穏やかな味、マガズはトマト味で脳は知らなければ炒り卵かと思うだろう。
 そしてもう一品はラム・プラオ。これも優しい味でラムが柔らかくてうまーい。

大量のプラオの半分はお持ち帰りにして、食後はモスクの見学をさせていただく。
 
玄関を入るとお祈り用のカーペットが敷かれているが、ちゃんと一つ置きに✖印。
この先にもう一つ部屋があって
 
壁にずらりと並ぶのはシーア派ならではの12イマームを表すものだそう。
 片隅に女性用礼拝所まであるモスク内を快く見学させていただき、感謝。

いっぱいになったお腹を抱えて、野菜畑の中を今度はHiroさんのお友達の所へ向かう。
 
入り口にたくさんの国旗が描かれたここはパキスタン人経営のリサイクルショップ。

  
電気製品から家具、小物までごちゃごちゃとまるでごみ置き場のようだが品物には一応値札が付いていて
 
テラピアなんて書かれた冷凍庫があったり、シャネルの冷蔵庫があったり。
よく見ると「廃棄物」の札が付いていたりして仕入れ先が想像できるが、主に外国人が買いに来るのだとか。
お茶をごちそうしてくれたおじさんがペラペラと面白くて、そのたくましさが素晴らしい。


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コメント (2)
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