Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

北関東エスニックツアー 3

2021-04-09 14:04:35 | 国内旅行

北関東エスニックツアーはまだ続く。

リサイクルショップに続いてはHiroさんが情報収集した新たなエスニック食材店を目指して行くが、まわりは明らかに普通の農家。
そんな中に真っ青に塗られた建物の壁にAsian Halal Food Storeの看板が見えた。
 
しかし門には日本人の表札がかかり、民家の敷地内なので恐る恐る入っていくと、ジャージ姿にスカーフをかぶった中学生ぐらいの女の子が農機具置き場っぽい建物の入り口を開けてくれた。

すると中央には冷凍ケースがいくつも並び、周りの棚にはほとんどインドネシアからの食材がずらり。
 
後から登場したインドネシア人女性はこの家のお嫁さんだろうか、3ヶ月ほど前にこの店を始めたとのこと。
棚に並ぶソースやスパイス類も充実しているし
 
冷凍食品もいろいろあって、テンペは奥さんの手作りだとか。

こちらで粉物に合う甘いケチャップ・マニスと麦芽飲料のEnergenをお買い上げ。
 
もう一つ海老調味料というTerasi Udangを買ってみたが、これはどうやらタイのガピと同じようなものらしい。奥さんはサンバルに使うと言っていたがナシゴレンにも使えそう。キャラメルほどの大きさの個包装になっているので使いやすそうだ。

この店を出て車を走らせていると道路脇にまた怪しい店を発見。
 低い長屋が3棟、コの字型に並んでいるのだが、どうもスナックや居酒屋街になっていた所がすべて閉店しているらしい。
 中で1軒だけが真っ赤に塗られて、右側はハラルの食材店、左はタイ料理屋として営業中。
 
入ってみると中にいたお姉さんたちはタイ人、しかし扱っている食材は「あっちはスリランカ、こっちはタイ」と多国籍。しかも店のオーナーはバングラデシュ人だそうで、気が付くと向かい側の店を本人自ら改装工事中。あるいはこの一連の建物をすべて買い取っているのかもしれない。1,2年してまた行ったらどう変わっていることか。

もう1軒、どうやら新しいモスクができたらしいとのことでまた畑の中を走っていく。
  
こんな所に本当にあるのかと思っていると、3階建てのなかなか立派な建物に確かにウルドゥー語らしい手書き看板がある。
 
しかし1階はまだ工事中で、ここが礼拝所になるのだろう。

日も暮れてきたので本日のモスク回りもこれで終了となった。
この後はこの近所で夕食の予定だったが、お昼を二食も食べてしまったのでさすがにお腹が空かない。
そこでHiroさんお勧めのタイ料理屋でテイクアウトをしましょう、ということで
 
100mごとにタイ・マッサージ屋の並ぶ坂東市内の「Thai Happy」へ。

6時過ぎに入るが結構広い店内に他のお客はなく、カラオケの設備も寂しそう。
 ということで注文したものができるまでの間、kimcafe先生得意のタイ語の歌を2曲聞かせていただくことに。

そして出来上がってきた料理はタイソーセージ風味のスペアリブ唐揚げにガッパオ。
  
 もう一つムーピンを頼んで3人で分けたのだが、1品づつの量がものすごく多くて、特にガッパオなど5,6人で食べられそう。

そんなわけでこの持ち帰った料理、1食はもち米と普通にいただき
 
さらにムーピンとナンのサンドイッチ、ビーツの葉とガッパオ炒め、ガッパオとパクチーの卵焼きと3日にわたる食事になった。

帰りはひどく重くなった買い物を抱えて無事に池袋で解散。
予想以上に多彩な北関東のエスニックコミュニティーを覗かせていただき、面白い話もいろいろ聞かせていただいて大充実のツアーだった。
ご案内いただいたHiroさん、誘ってくださったkimcafeさんに感謝。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする