Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

21年春の東北 2 奥州平泉温泉「そば庵しづか亭」

2021-04-24 12:32:36 | 国内旅行

4月14日 続き

16時半、中尊寺月見坂の下で宿の車に拾ってもらい、駅で荷物をピックアップ。
駅からはもう一組ご夫婦が乗っていらっしゃり宿へ向かうが、駅から10分もかからない所ながら市街地をはずれて田んぼや畑ばかりの中に入っていくのでびっくり。

こんな所に、と思う場所に建つ今夜の宿
 奥州平泉温泉 そば庵 しづか亭
 ではあるがスタッフはとても感じよく、お茶をいただいたら2階の部屋へ。
 
お部屋は10畳で広く、トイレ・洗面にマッサージチェアまで完備。窓の外は駐車場の向こうにこの宿の農園が見える。

一息入れたら早速お風呂へ向かうが、全10室のこの宿に今夜はお客が2組だけ。
 
「なので2つの浴室を夕食までは1室づつの貸切にしました」と気が利いている。
 
なかなか大きなお風呂の壁は石材、床のタイルは茶色に染まっているがお湯は無色透明のナトリウム炭酸水素塩泉。源泉温度が33.5℃なので加温はされているが源泉かけ流しだそうで、浸かると肌がつるつるすべすべになって気持ちいい~。
 内湯よりもちょっと小ぶりな露天もあるが、なぜか内湯の方がツルスベが強い。

ゆっくりお風呂を楽しんでいたらすぐに夕食の時間。この宿は最近では珍しく部屋出しで、元気のいい仲居さんが準備をしてくれる。
 
八寸は野菜中心だけれど特に大きく切られた紅心大根がとても瑞々しくて甘く、お造りの大トロもおいしい。
 
小鍋も野菜たっぷり、茶わん蒸しはトロトロで、特筆すべきは天ぷらが薄い衣でカリッと揚がっていること。
名前にもある手打ちそばは太くて田舎風。二八だそうだがぶつぶつと短くて、しかし風味はしっかりしておいしい。
 量は少なめながらヘルシーな内容で味付けも良く、御飯までしっかり完食。

 翌朝は1階の食事処でやはり野菜たっぷりの朝食をいただき
 出発がゆっくりなので部屋でのんびりしていると農園で作業が始まった。

そこで農園の見学をさせていただくことに。
 
この辺りはまだ寒いのでまだ何も植わっていない所が多いが、水仙やハイゾウソウの花が見え、ハーブもいろいろ植えられるよう。
 温室を覗かせていただくとたくさんの苗が準備中で、もっと暖かい季節に来たらさらに面白そう。

部屋も温泉も食事も良かったこちらの宿、お代は11000円で、誕生月だった同行の友人などさらに30%引きとコスパ最高。
平泉に泊まってよかった。


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コメント (2)
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