コロナ自粛が始まって1年目の昨年春、友人の勧めもあってNetflixに加入した。
当初の目当ては評判になっていた韓ドラを見ること。
「愛の不時着」と「ヴィンチェンツォ」は思っていたよりずっとコメディー要素が強くて、たくさん登場する脇役たちが達者なこと。
「不時着」の方は北朝鮮をギャグのネタにしつつ、意外に悪く描いていない所が気を使っているようでうまいなと思う。
この2作以上に良かったのは「賢い医師生活」。
韓ドラの医療ドラマというとフルメイクにハイヒールの女医が走り回ったりするものが多いのだが、これはちゃんとしたお医者さんたちの話で、スターは出ていないが脇役まで含めてとても良かった。
欧米物を入れても医療ドラマでは一番好きかもしれない。
もう1本、予想外に面白かったのが「刑務所のルールブック」。
大リーグ入り目前の野球選手があることから刑務所に入ることになってしまうので舞台は刑務所、登場人物たちもほぼ受刑者と刑務官なのだが、これも個性的な脇役たちが退屈させない。
床に布団を敷き、ちゃぶ台でご飯を食べるのは日本の刑務所と同じだろうか、食事にキムチが出る所だけが違うのかもしれない。
他にもドキュメンタリーや正統派ユダヤ人のドラマなど興味深いものはいろいろあるのだが、最近一番嵌ったのはイギリスBBCの「ライン・オブ・デューティー」という刑事ドラマ。
刑事と言っても警察内の汚職を捜査する部署なので他の部署からは毛嫌いされる、それでも不正を暴こうと奮闘する部員たちの話で、各6話5シーズンをほぼ一気見。第6シーズンもWowowでは既に見られるようなので、Netflixで見るのが楽しみ。
刑事ものなどのミステリーはやっぱりイギリスのものが圧倒的に完成度が高くて面白い。
韓ドラはマンガや劇画、イギリスのは本格小説と言う感じだろうか。
他にケーブルにも加入しているので、普通のテレビはニュース以外ほとんど見なくなってしまった。 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。