Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

イエメンの窓

2007-03-04 01:22:31 | 中近東/北アフリカ
イエメンの一番の見所は建築物、というより窓や扉のディテールだろう。

有名なのは「カマリア窓」と呼ばれる半円形の窓で、ステンドグラスが使われていることが多くかわいらしい。
 

裕福なサナアではその上窓の外枠を漆喰で白く装飾しているのでさらに華やかだ。


一軒一軒窓の大きさや形も様々で、その上かわいい雨戸が付いていたりして、まったく見飽きない。
 

 こちらはトゥーラの家。漆喰飾りはないが、その代わりにレンガで模様を作っている。丸い窓の配列などはニューヨーク辺りの古いビルにありそうな感じだ。

 シバームでは木の窓枠が凝っている。これもよく見ると一軒一軒デザインが違い、なぜか外にカーテンが付いているところもある。

シバームはドアも凝っている。
 
ドアの右にある郵便受けのような部分は鍵穴だそうだ。

 ムカッラの窓。
なぜかここも外側にカーテン。


これは白い町、ザビードの家の外壁。海岸沿いの暑い所なので壁が厚く、窓ではなく漆喰で家を飾っているようだ。

イエメンは窓を見ているだけで楽しい。

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