Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ミャンマーの戦利品

2013-05-06 14:51:41 | 東南アジア
ミャンマー旅行で買い込んだもの。

 まずは初日に買ったロンジー。
本式の物なので布が輪に縫われていて、なんとも説明が難しいが前半分を2重にして端をウエストにたくし込む。これを緩まないように着るのが難しくて、結局しょっちゅう直しながら歩くはめに。初心者は巻きスカート式の物を選ぶか、きつく締められるベルトを持参するのが良さそう。
しかしこれを買っておいたおかげでインレー湖の早朝の寒さもパンツの上に着てしのぐことができた。
ブラウスはアマラプラで買ったもの。かわいくて気に入っているが、洗うと恐ろしいほど色落ちする。
 

 シャン・パンツはインレー湖のお寺の下で購入。
ダボダボのハーフパンツなので夏に涼しそう。

 ビルマ文字のTシャツ。
これがほしくてアウンサン市場で探したが、デザイン、色、サイズの揃ったものがなくて断念。
帰りの空港で見つけてやっと買えた。

 バガンのお寺の参道で買った小さな椅子は携帯用。
 インレー湖の鍛冶屋さんでは音がいいのでついカウベルを買ってしまったが、これ、どうするつもりだったんだろうか。

ヤンゴンのアウンサン市場ではマチが大きくてたくさん入るバッグを購入。
 
隣のチャラチャラはカチン族の民族衣装についている飾り。これだけを売ってくれたので手持ちのバッグか帽子にでもつけようと買ってみた。

 カロ―のお寺で買ったタマリンドの「薬」。
と言っても材料はほとんどタマリンドと砂糖なのでキャンディーのようなもの。これにリコリスとはちみつ、塩が入っていて、英語と漢字の説明によると消化不良、食欲不振、便秘、筋肉疲労、腹部膨満によいのだそうな。包装もしっかりしているし、結構おいしくて気に入る。

ヤンゴンの薬局では「かかとクリーム」を発見。普段はサンダル、お寺では裸足の生活ではなるほど必要だろう。
 
原材料はアロエにアカシア、タマリンド、マンゴスチン、リコリスとこちらもおいしそうでいい香りがする。
お寺巡りで荒れたかかと用に早速購入。ハンドクリームにも使えそうだ。

後はいつものごとく、消えもの多数。

甘いものはバガン特産のタマリンド・キャンディー。キャンディーと言っても薄ーい円盤状のフレークが5枚ほど紙に包まれていて、それがまた10個づつ個包装されている。中国のサンザシのお菓子に良く似ているが、こちらの方が酸味が柔らかくてすごくおいしい。
 
ポッパ山の帰りに買ったヤシ砂糖はココナッツ入り。素朴さ100%のお菓子。

 ニャウンシュエの市場ではラペットゥに入れる豆と丸いお麩のようなものを購入。お麩は鍋などに入れると汁をよく吸っておいしい。
上の細長く巻いたものは猪肉のジャーキー。
 
アウンバンのドライブインで大勢の女の子たちが袋詰め作業をしていたもの。
まったく同じ形態のシカ肉ジャーキーもヤンゴンのスーパーで売られていて、食べ比べてみたが味の違いはよくわからない。ビールのつまみにとても良さそうなお味。

スーパーではインスタントの麺類をいくつか。
 モヒンガーを作ってみたらビーフンがスプーンですくえるように細かく切られていた。スープはあまりモヒンガーらしくないが、1袋15円という値段を考えたらなかなかすぐれもの。

 ミャンマーコーヒーはベトナムやラオスのコーヒーに似て、真っ黒に出るが色の割に香りはそれほど高くない。
Royalはミルクと砂糖の入ったインスタント紅茶。これが意外に甘さ控えめでいける。

 どこかで見たことがあるようなネズミのついた袋はヒヨコマメの粉。サラダや麺をこれであえるとクリーミーになっておいしいので買ってみたが、ミャンマー通のポンポコ研究所によるとこれでシャン豆腐が作れるとか
上の袋は生姜と揚げ豆で、これもラペットゥ用。
そして特筆すべきは右のタイルのようなもの。これまたシャン豆腐を揚げたものだと思うが、サクサクに揚がって軽い塩味で実においしい。もしまたミャンマーに行くことがあったらこれは絶対に大量購入せねば。

といろいろ買ったようでいて、ミャンマー経済には大して貢献していないのだった。


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ポスト・コレクション 10

2013-05-03 16:58:35 | コレクション
ミャンマーを旅行中、一番興奮したのは実はここ。

 インレー湖に浮かぶ水上郵便局。

夕日に照らされた姿を目ざとく見つけ、翌日の就業時間中にボートをつけてもらった。

中に入って見ると生活感あふれる普通の住まい、その一角のテーブルで郵便業務。
  
 
ここで切手を買い、表のポストに投函すると「2週間ぐらいで着くと思います。」と実直そうな郵便局長。
そして帰国後、果たせるかな投函から2週間ぴったりで自分あてに出した絵葉書が届いた。

こちらはカロ―の町の郵便局。
 
ドラム缶型のポストはちょっとゴミ箱っぽい。

ヤンゴンの中央郵便局はさすがの立派さ。
  
  
このレトロさ加減がいいではないか。

立派と言えばジャカルタのコタ地区にある郵便局も立派な建物。昔はここが中央郵便局だったのだろうか。
 
正面に立つオレンジのポストもなにやら威厳がある。 

町中にあるポストはこんな小型が多い。
 
屋根付きの姿がユニークでかわいい。

 
過去のポスト・コレクションはこちら↓

ふみの日記念 ポスト・コレクション
ポスト・コレクション 2
香港のポスト
ポスト・コレクション 4
ベトナムのポスト
バングラデシュのポスト
キプロスのポスト
ポスト・コレクション 8
モロッコのポスト


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ミャンマー周遊 25 ヤンゴンで最後のランチ

2013-05-01 15:00:45 | 東南アジア
1月27日 続き

ミャンマーの旅もいよいよ大詰め。
ホテルをチェックアウトして最後のランチをとりに行く。

案内されたのはこちらのレストラン、Feel Myanmar Food
 
ヤンゴンでも落ち着いた一角にあるが、ガイドブックなどにも出ているこの店の前は車でいっぱい。
店内も外国人観光客、地元客でびっしり。

客席の間を抜けて店の奥まで行くと、ここの料理カウンターはまさに圧巻。
 
あえ物類は皿に盛られ、カレーなどの煮込みはバットに入ってとんでもない数の料理が並んでいる。
この中から好きなものを選ぶと、付いてきたウェイターが伝票に書き込んで後でテーブルに運んできてくれる仕組み。

さらに屋外のテントにも揚げ物があったり、内臓の煮込みがあったり。
  
 
デザート類も並んでいるが、「有名な日本の北海道ケーキ」ってなんだ?

屋内はいっぱいなので風の抜けるこちらに席を取り、まずは食事についてくるスープとゆで野菜。
  
 
カレーは左奥から豚の腸、エビ、魚にうなぎ。あえものはもやしにたまねぎ、焼きナス。
 サービス・デザートはココナッツ入りヤシのシロップ。

毎日ミャンマー料理ばかり食べていたが、結局10日以上たっても少しも飽きることがなかった。
調理法こそ限られているが、食材は豊富だし、ご飯に合うものばかりなので日本人の口に合う。
これは実にうれしい驚きだった。

選択肢豊富で楽しい昼食を終え、最後は出発時間までスーパー巡りをさせてもらう。
生鮮市場は楽しいけれど、お土産はやっぱりスーパーが便利。
 というわけでまずはこちらの大型スーパー。
外国人も来る高級店は日本やほかのアジア各国と変わりない。

まだ時間があるのでもう一軒。
 こちらはちょっとしたデパートだけれど、品ぞろえは田舎のイトーヨーカドーと言ったところだろうか。

ここの最上階にカフェがあり、現地通貨が余っているのでコーヒーを飲もうと入って見た。
 するとこんな洒落たコーヒーが出てくるのだが、これが日本円で300円以上もしてびっくり。

さらに驚いたのが、ガイドさんが「あっちに有名なスターがいます」と言い出したこと。
見るとちょっと離れた席に若い女の子たちと話す男と、マネージャーらしき人がいる。
 ちょっと香取慎吾を思わせるような彼、歌も歌う役者で若手では大人気とのこと。

この彼には後日談があって、先日この旅行の同行者と目黒のミャンマー料理屋でご飯を食べていると、流れているミュージックビデオにそっくりな男が出ている。 画面ではサングラスをしているのではっきりしないが、体つきも髪形もどう見ても同じ人。
店のお姉さんに話すと「まだ若い人でしたか?だったら多分同じ人です。人気あります」とは、なんたる偶然。
それにしてもミャンマーのスターってイ○ーヨーカドーのカフェに出没するんだ~。

と最後の最後まで楽しませていただいて、とうとう空港で12日間お世話になったガイドさんとお別れ。
何でも食べたがる我々に初めはお腹を壊すのではと戦々恐々だったそうだが、途中から大丈夫とわかって本当にいろいろ食べさせてくれた。観光案内はもちろんばっちり、そのほかにもミャンマーのことをいろいろ教わって、この人にガイドをしてもらえたのは実に幸運だった。

19時40分発予定のバンコク行きタイ航空は20分ほど遅れてヤンゴンを出発。
 ツナサラダの機内食を食べつつ、わずか1時間しかないバンコクでの乗り継ぎが気になって仕方がない。

そんなわけでバンコクでは広い空港をマジで走って、22時35分発成田行きになんとか間に合う。
 夜中にハムサンドをいただいてあとはうとうと。

1月28日

早朝6時15分、予定通り成田到着。
乗っていないんじゃないかと思ったスーツケースもちゃんと届いて、やるじゃん、タイ航空。


というわけで長かったミャンマー旅行記、ようやく終了。
しかしミャンマーねたはまだまだあるのだ。


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