Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ミャンマー南部の旅 19 ラノーン温泉

2018-06-04 16:51:38 | 東南アジア
3月13日 続き

タイに入国し、今日はこのラノーンからバンコクに戻るのだが、飛行機の時間までまだたっぷりあるということでまずはスーパー・テスコに立ち寄ってお買いもの。

すでにミャンマーでいろいろ買いものしているのでエビ・ペースト位しか買わなかったが、ツアーで最後にスーパー立ち寄りはもうお約束になっている模様。

スーパーを出たら市街地からちょっと山の方に入ってラノーンの温泉へ。
ラノーンには何ヵ所か源泉があるらしいが、立ち寄ったは中でも一番有名なラックサワーリン温泉。

到着した時にはすごいスコールで、ツアーの皆さんはすぐ向かいのレストランで休憩。
しかしどうせ濡れるのだから、と雨の中をインフォメーション・センターに行ってみると
 中にいるおじさんは英語がまったく話せなくて要領を得ない。
それでもなんとか更衣室はどこかと聞くと、隣の公衆トイレを指さすが、そちらは有料で財布を持ってこなかったので使えない。
そこでレストランに戻ってトイレで水着に着替え、いざ温泉へ。

 入った所の左手には足湯があって、その先に源泉の湧き出している所がある。
 
表示によれば源泉温度は65℃、淵には黄色い堆積物がこびりつき、強烈ではないが確かに硫黄の匂いがする。
 海外の温泉には珍しく細かい分析表らしきものもあるが、こちらはタイ語なので残念ながら細かいことはわからず。7.55とあるのはpHだろうから、癖はなさそうな温泉だ。

この源泉の前には有料入浴施設があって、入場料は40バーツ。
 安いものだが個室と言うわけではなく、無料で入れる所もあると聞いていたので入口から今度は右手へ。

途中には屋根つきの運動場のような所があって、休憩所かと思って素通りしたが、後で聞くとここは岩盤浴場だったとのこと。

さらにかなり先まで進んで、やっと見えてきたのがこちらのゲート。
 ここで靴を脱いだらその先が無料の入浴エリア。

浴槽の横にあるシャワーを浴びて、まずは一番大きくて浅いこちらへ。
 浅くて、しかもさきほどまでスコールが降っていたためだろう、こちらは40℃ほどと入りやすい温度。
源泉のような硫黄臭はまったく感じられないが、お湯はきれいでなまった感じもなく、肌触りがやさしくて気持ちいい。

ここには他にも4つほど大きさの違う浴槽があるが、一番小さいのは湯温が45℃ほどもあって誰も入っていない。

平日の昼間のためかお客さんはタイ人のおじちゃん、おばちゃんがほとんど。
 
お湯に浸かるよりは縁に座っておしゃべりしたり、お湯の中を盛んに歩いているが皆さん楽しそう。

他には白人がちらほら来ていて、日本滞在歴のあるフランス人とおしゃべり。
42℃と適温の浴槽で久しぶりに肩まで浸かって、ラノーンの温泉を堪能させていただいた。

 湯上りにはレストランでかなり早めの夕食。
店先に雑多なキャラクターが並んでいるのであまり期待していなかったが


どの料理も意外においしくて、さすがタイ料理は平均的レベルが高い。

ここからラノーン空港までは40分ほど。

バスターミナルのような小さな空港に飛んでくるのはLCCのエアアジアとノックエアだけのよう。

 
唯一のOTOPの売店でアイスクリームを買って待合室に入ると
 お坊さん専用ソファがあるのがタイらしい。

時間になって乗り込んだのはノックエアの小さなプロペラ機。

バンコクの空港で良く見かける鳥のくちばし塗装の飛行機、乗ってみたかったのでちょっとうれしい。
 一時間の飛行では一口サイズの水しか出ないが、ペットボトルもかわいいし。

 ドンムアンのターミナル2に初めて降り立って、今夜の宿泊は橋を渡ったアマリ・エアポート・ホテル。

3月14日

早朝4時に起こされ、8時出発のタイ航空で無事成田に帰国。


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ミャンマー南部の旅 18 コータウン~ラノーン

2018-06-02 15:23:04 | 東南アジア
3月13日

 船から見る最後の日の出。

朝食の後、出発までまだ少し時間があると言うので、ディンギーを下ろしてもらって目の前のテイ島に上陸。
 
 
真っ白な砂浜を歩いてみると
 
まるで羽根突きの羽のような種があって面白い。

小一時間島で遊んで船に戻って出発。
 これは船のアクティビティ・ガイドのチョウチョウさん。お世話になりました。

テイ島を出て2時間、途中ちらりとイルカの姿を見るうち、遠くにコータウンが見えてきた。
 と、ここでいきなりエンジンが停止。
どうしたのかと思ったらなんと、機械が故障したとのこと。

機関士がディンギーで町に向かったので、その間に我々はお昼をいただくことに。
 最後の食事はチキンカツ。毎日のごちそうに腕を振るってくれたシェフにも感謝。

 
やがてやって来たのはコータウンとラノーンの間を行き来する船外機付きの細長いボート。
港で待っていたらしい船長の家族が乗ってきて、それと入れ違いに我々は荷物と共にボートへ。
 4日間お世話になったスタッフ、シー・ジプシー号にさよなら。

  
ボートは快調に飛ばしてミャンマー最南端のビクトリア・ポイントをまわり
 
30分で無事にコータウンの埠頭に到着。
エンジンが故障したのが町のすぐ近くで助かった。

現地スタッフが出国の手続きをしている間、少し時間をもらって再び市場へ。
 
バナナやなまずなど見ながらお菓子など買って最後に残ったミャンマー・チャットを使い尽くした。

また同じボートに乗ってコータウンを出発したのは13時過ぎ。
 
同じような船がたくさん行き来するなかを進んでいくと
 じきにタイ側の港湾施設が見えてくる。

途中、観音様の立つ島があるが
 
ここはタイ人、ミャンマー人のための管理事務所で我々は立ち寄らない。

湾内に入るとまた管理事務所があるが
 
ここも現地人向けで素通り。

 
水辺にごちゃごちゃと建物が並ぶ中をさらに進んで、コータウン出発から30分でやっとラノーンの外国人向け入管事務所に到着。
 
何の問題もなくあっという間に入国すると、そこはタイの田舎町だった。


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