Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

壱岐・対馬の旅 6 壱岐から対馬へ

2020-11-09 15:35:04 | 国内旅行

10月21日

 この日の朝食にも大きな冷奴。
壱岐では本当によく豆腐を食べた。

壱岐の滞在もあと半日、まずは「鬼の足跡」へ。
 この穴、確かに足型に見えるかも。

この周りはきれいな芝になっていて、「ゴルフ禁止」の立て札もむべなるかな。

下を覗くと海がきれいだ。

次に向かったのは原ノ辻展望台。
 
標高213mのここが島の最高所ということで電波塔が立っているが、古代ののろし台もここにある。外敵の襲来は対馬からここ、博多へと伝えられたとか。


展望台に登ればこの高さでも平坦な島の端まで見え、写真ではわからないが沖にうっすらと対馬の影も見えた。

 前日に渡った小島神社のそばを通ると今度は潮が満ちている。道は水没しているが、さほどの深さはないので長靴でも履いていれば渡れそう。

次の「はらほげ地蔵」は壱岐の紹介によく使われる観光名所だが、来てみると「ここ?」というような小さな漁港の一角。
 
満潮時にはこのお地蔵さんたちが胸まで水に浸かるそうだが、今は立派な台座に並べられている。
 
「はらほげ」とは「腹がほげる(穴が開いている)」という意味だそうで理由は不明、いつ作られたのかもわからないお地蔵さんたちは顔も潮に洗われてのっぺらぼう。首からバッグを下げているのはお賽銭が波にさらわれないためだそうだ。

最後は左京鼻。

島の東海岸に突き出た半島の突端で
 「観音柱」と呼ばれる岩の断崖が続く中
 
先端には小さな祠がある。

これにて壱岐観光は終了。
博多からは西岸の郷ノ浦港に着いたが、今度は東岸の芦辺港へ。
 こちらのフェリーターミナルはそれなりの大きさだが
 
ジェットフォイルのターミナルはこのかわいらしさ。中には売店の一つもなく、この後は大きなツアーが2つ来て狭い待合室は満杯になった。
 ここから対馬へ、往路と同じ「ヴィーナス 2」に乗る。


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押上「スパイスカフェ」

2020-11-07 15:41:11 | 食べ歩き

スカイツリーを降りた後には以前から気になっていた店に予約を入れてあった。

押上駅から徒歩15分ほどの「スパイスカフェ」。

しかしこれが下町らしい込み入った住宅地の中の奥まったところ、グーグル先生の誘導で何とか行き着くと
 「本当にここなの?」と同行の友人が不審な声を出すほど正面には草が生い茂り、その中には車とバイクしか見えない。
脇に小さな看板があるのを見つけてその先を覗くと
 
建物の横を細長い通路が伸びていて、その先にようやく古い民家の入り口があった。

玄関を入ると正面のカウンター越しに厨房が見え、左右に分かれたダイニングスペースの狭い方を選択してテーブルに着かせてもらう。
 こちらには4人掛けテーブルが一つに二人並びの席が2つ。反対側の広いスペースにはこの倍ほどの席がある。

さて、こちらの夜は予約制の「スパイスを楽しむ7つの皿」というコースのみ。
テーブルに置かれたメニュー表には「蕪」「羊」など素材名のみが書かれ、ワインかお茶のペアリングもあるが、そんなに飲みきれないので
 インドでおなじみのフレッシュライムソーダに。

何が登場するかと楽しみに待つうち、まずは温かいクルミのパンが来て
 
木の板に乗って来たのはインゲン、サツマイモのコロッケ、人参、椎茸、スイスチャード。
それぞれにフェンネル、アニスなどスパイスが使われているが予想よりもずっと控えめな使われ方で、ちゃんと野菜の味の方が前に出ている。

次にはおいしいコーンブレッドが来て
 
くりぬいた蕪に入った蕪のスープも少しのスパイス(説明を忘れてしまった)以外ほどんど塩も入っていないのではないかと思うほどやさしい味。脇に添えられたマルドンの塩で器も丸々食べられる。

「羊」とメニューにあった通り、次は羊のグリル。
 
生が苦手な友人が焼き直してもらっている間に自分は写真も撮らずに食べてしまったが、見た目が赤くても絶妙に火が通ったこの羊、おいしい!
ちょっと甘くした赤ワインソースにはシナモンやガラムマサラが使われていて
 これに付いてきたチャパティのようなパンはがっつり生姜風味。ソースをぬぐうとさらにおいしい。

「この後がメインです」と重いストウブの鍋でやってきたのはなんと、サンマのビリヤニ。
 バスマティライスにはほとんど味付けはなく、サンマの方にスパイスペーストが塗られているそうだが、このサンマがうまーい。
 これに大根などが入ったサンバルが来て
 もう一つはこれもびっくり、イワシの丸干し入りのカレー。ナンプラーも使われているというこのカレーが変わっていて、そのまま食べると燻したような苦みを感じるが、これをイワシにかけて食べると旨味になる。

初めは肩透かしのように控えめだったスパイス使い、徐々に強くなるように計算されていたのか、と納得。

この後はデザートが2品。
 
杏仁豆腐にはスパイスの入ったシロップをたっぷりかけ、アップルシュトルーデルにはもちろんシナモンが入っている。
 最後はリンゴフレーバーの紅茶をいただいて、終了まで3時間かかったこのコースには大満足。

フレンチにインドに和風も入った混ざりっぷりだが、民家の設えに陶の器がしっくり合って、最後はにこやかに送り出してくださったこちらのオーナーシェフの趣味の良さにも感動。
メニューは月替わりのようなので、これはまた季節を変えてぜひ来たい。

 来るときには背中にしょっていたスカイツリーが帰路にはずっと見えて、押上がこんなにおしゃれになったとは、感無量。


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初めての東京スカイツリー

2020-11-05 18:31:46 | 国内旅行

我が家の窓からは遠くに小さく東京スカイツリーが見える。
完成から12年、ひょんなことから無料招待券をもらったのでようやくこの展望台に上がることになった。

最寄り駅は京成線押上駅。
30年以上も前にこの辺りに住んでいたことがあるが、駅は当然のごとく様変わりしていて、
 改札を出て標識の通りに行けば地上に出ることもなく東京ソラマチに誘導される。

このソラマチからスカイツリーの入り口までの動線には下町っぽい小物の店が並んでいて、外国人ならずとも興味を惹かれるちょっと面白いものがちらほら。
しかしここで足止めを食ってはいかん、と先へ進むと
 
テラスに出た目の前にスカイツリーがそそり立ち、その足元に入り口がある。

 平日の夕方では行列もなく、すぐに招待券を入場券と引き換えてエレベーターへ。

 4基あるエレベーターの、これは「秋」をあらわしているとか。
50秒で地上350mのフロアに降り立つと
 飛んでいるヘリが目の高さ。

さらに上の展望回廊へ行くにはこのフロアにあるカウンターで1000円のチケットを買い、またエレベーターに乗る。
 降りると緩いらせんを描く回廊が伸びていて、これで地上450mまで上がれる。

夕陽がビル群を照らす中、ここまで上がると東京タワーもずいぶん低く見えて
  
 
足元にはアサヒビールの金色のウ〇コが見えるし、遠くに東京湾が広がり
 千葉、茨城方面を見れば筑波山がよく見える。

 富士山は残念ながら雲の中で見えなかったけれど
  
日が落ちて東京タワーが点灯した頃、
 
夕焼けの中に特徴的なシルエットが見えた。

周り中に光が散らばる夜景こそ東京らしい景色。
 
霞が関ではまだまだお仕事中だろうね、と下りエレベーターを待っていると、とても気が利く案内係のお姉さん、「今夜の夜景は私たちの基準で5点満点です」。

地図を見ながらどこそこはあっち、あの建物はなに、と結局この展望台に1時間半いて飽きることがなかった。
地上450mはドバイのブルジュ・ハリファとほぼ同じ高さだが、あちらが見るものもなくすぐに退屈してしまったのに比べてずっと楽しい。

 帰りのエレベーターは江戸切子で花火を表した「夏」。
 ライトアップされたスカイツリーを足元から見上げるのもいい。


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壱岐・対馬の旅 5 郷ノ浦の夜

2020-11-04 13:17:14 | 国内旅行

10月20日 続き

壱岐2日目の夜、今夜の夕食は宿ではなく、郷ノ浦の街中のお店。
郷ノ浦は壱岐で一番大きな町だが、暗くなってから訪れると歩く人もなく寂しい。

 選ばれたのは「味よし」という和食のお店。
テーブル席が4つ、奥にお座敷のある店で生うに丼ののぼりが出ているがお昼に食べたばかりなので
 お刺身に天ぷらの定食。
壱岐に来る観光客はたいていは1泊だけ、宿の外で食事をすることはほとんどないのでちょっと大人数になると入れる店もないらしい。

食事を終えた後はまた出かけたい所がある。
地図を見ると歩けそうな距離だがどうだろう、と添乗員に相談すると、今夜は貸切だったお店のイケメン主人がなんと車で送ってくださるという。

そこで土産物屋に行くというツアーの皆さんとは別れ、ありがたくご主人の車で出発すると辺りは真っ暗。やっぱり送ってもらってよかった~。

5分ほどで到着したのは「いき湯川温泉」という日帰り入浴施設。
 
「携帯は持ってますか?タクシー会社の番号はわかりますか?」と心配してくださるご主人にお礼を言って、受付へ行くと
 
錆びだらけで哀愁漂う券売機。入浴料600円の券を受付の女性に渡し、のれんのかかったお風呂へ。

入ると下足入れと小さな貴重品ロッカーがいくつかあって、その奥が脱衣場。
2,3人いたおばちゃんたちが愛想よく「こんばんわ」と挨拶してくれる。
壱岐で感心したのは道ですれ違った中学生もちゃんと挨拶してくれること。
挨拶ってこんなに気持ちいいことだったんだ、と改めて思う。

ちょうど人のいない浴室に入るとL字型の浴槽の周りはかわいいステンドグラス風。
  
 ふくよかな女性の足元から出るお湯は黄色がかって少し塩味。ナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉と分析表にあるお湯は40℃ほどの適温で、入っているとお肌がつるつるする。
昨夜の山口温泉も良かったけれど、こっちのお湯はもっと好きかも。

ゆっくり入っているうちにお客さんが増えてきて、聞こえてくる話からすると旦那さんが早々と寝てしまってから入りに来たというから漁師の奥さんたちだろうか。

1時間ほども入らせてもらって、タクシーを呼ぶと5分ほどですぐ来てくれた。
宿まではちょうど1000円でまたも地域共通クーポンを活用。

郷ノ浦の「夜遊び」はこんなもん。


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壱岐・対馬の旅 4 さらに壱岐観光

2020-11-03 12:33:43 | 国内旅行

10月20日 続き

辰の島クルーズを終えて港に戻ると、おいしそうなイカが竿に干されている。
 
本日のお昼はこのイカの製造元の食堂で。
と言ってもいただいたのはイカではなく、壱岐特産のウニ。
 ツアーに含まれているのはウニ50g、3300円のうに丼。+700円で20g増量というのであとから追加したら別盛になった。
しかし予想に反してウニは形をとどめず、期待した赤ウニは今年は全く取れなかったのでこれは紫ウニとのこと。味も甘みより苦味があって、期待していただけにかなりがっかり。またまた登場したおまけの島豆腐の方がおいしかったかも。

昼食を終えたら観光再開。

まずやってきたのは鬼の窟古墳。
 壱岐は小さな島なのに古墳が280もあり、ここも6,7世紀ごろの物とか。
 
石室の中まで入れるようになっていて、大きな石組は奈良の石舞台のようだ。

このすぐ近くにあるのは月讀神社。
 
山を背に木に囲まれた小さな神社は拝殿は新しいがいかにもパワースポットらしく、ここから5世紀に京都の松尾大社へご祭神の月讀命が分霊されて神道が日本に広まったとされているのだそうな。
 厄払いの「茅の輪」くぐりなるものがあったのでありがたくくぐらせていただいた。

次に立ち寄ったのは壱岐焼酎の酒蔵。
 
壱岐は麦焼酎の発祥の地だそうで、
 
案内された蔵には甕と樽があるが、それぞれ香りが違うとか。樽はスペインからシェリー酒の古樽を輸入しているとのこと。
 見学の後はもちろん試飲とお買い物だが、飲めないので柚子の香りのサイダーをいただいた。

車に乗り込んでしばらく行くと丘の上に管制塔のようなものが見える。飛行場かと思ったら
 これが一支(いき)国博物館。
変わった形の大きな建物は黒川紀章の最後の設計物だそうで、これが市立博物館とは驚いた。
 
エントランスから階段を上がるとまずはビデオを見せるシアターになっていて、
 ビデオが終わると窓のブラインドが開いて大きな地図と周りの景色が見えるという見事な演出。

出土品の展示はかなり地味だが
 こんな船で海を渡ったのか、という古代の船の模型があり、しかし一番面白いのはこのすぐ近くにある弥生時代の原の辻遺跡のジオラマで
  
  
 
小さな人形の一体一体が表情豊か。これがなんと実際の壱岐市民をモデルに作られたとか。
 「草むらでトイレしてる人までいます」と教えてくれたのは監視員のお姉さん。
博物館のジオラマはよくあるが、これほど面白いのは初めてだ。

最後は管制塔のような展望台に上がると

不思議な形の屋上に芝が植えられているのがわかり
 ジオラマの現地も良く見える。

スタッフさんたちに最敬礼で見送られて博物館を出たらその原の辻遺跡へ。
 
ここが弥生時代、紀元前2世紀から600年も続いたという一支国の王都で、いくつかの建物が復元されているが
 
吉野ヶ里遺跡をうんと小さく地味にしたような感じ。
近くには海から通じる川があり、周りは今も田んぼが広がって、小さな島とは言えここが豊かな土地であったことはよくわかる。

この後は筒城浜で時間調整をして

本日最後の観光地へ。

小島神社は「壱岐のモンサンミッシェル」だそうだが
 
そう呼ばれるのは神社のある小島へ干潮の時だけ道ができて足を濡らさずに渡れるから。
時間調整をしたのも干潮時間を待っていたため。

島は反時計回りに歩くのが決まりだそうで、ほぼ半周すると小さな鳥居に続く階段が表れる。
 
ごく質素な神社だが、この島全体が神域なのでこの島からは何も持ち出してはいけないのだとか。
 
岩だらけの島を一周して戻ると、途中の砂の上には取り残されたクラゲがあちこちに。

この島はパワースポットとして売り出し中、途中の歩道にはハート形の石まで埋め込んで若いお嬢さんたちにアピールしているが、ここをモンサンミッシェルと呼ぶのはいかがなものか。


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壱岐・対馬の旅 3 壱岐観光

2020-11-01 17:58:02 | 国内旅行

10月20日

 壱岐の朝食には堅くておいしい島豆腐に「いき壱岐納豆」。
朝食は7時からだが出発は9時と余裕がある。

 そこで窓から見える小さな港へ行こうと階段を降りると
 すぐ脇の小屋に黒い牛が10頭ほど。
昨晩いただいた壱岐牛がこんなところにいるとは。
 
港には小さな漁船がたくさん繋がれているが人の姿はなく、今頃咲いてしまった桜が真っ青な空に映えて穏やか。

 時間になり、ジャンボタクシーで出発。

宿から15分ほどでやって来たのは猿岩。
 どこにでも「○○に見える岩」はよくあるけれど、目や口、頭の毛までこれほどちゃんと猿に見える岩は珍しいかも。ただし猿に見えるのはこの角度だけ、ちょっと動けばただの岩。

この展望台から反対側の丘をちょっと上がると大きな井戸のような穴がある。
  
これは昭和8年に完成した黒崎砲台の跡。対馬海峡防衛のためにこの穴の中にぐるりと回転する砲が据えられたのだそうだが、1度試射しただけで実戦に使われることはなかったとか。
 
丘の下に入り口があるが、中は蛇が出るとかで穴の中までは行けなくなっている。

ここから湯ノ本温泉を通り、20分も走れば島の北の勝本町。
壱岐は小さな島なので観光地間の移動は楽だ。

この勝本町には秀吉が朝鮮出兵の時に作った勝本城があり、城山には石組が一部残っているだけだが
 
頂上には城山稲荷神社があって、今でも毎年大神楽が奉納されるとのこと。

 その脇の展望台に上がると

勝本の港と沖の小島がよく見える。

さらにこの丘から下がった所には松尾芭蕉の弟子だった河合曾良の墓がある。
 この曾良さん、俳人としてより芭蕉の秘書として優秀だったとのことで晩年に幕府の巡見使となり、対馬にわたる途中この勝本で病死したのだそうだ。

城山から降りるとすぐに勝本の町。その細い路地をちょっと入った所に聖母宮という神社がある。
 
小さい神社で建物も真新しいが、ここは神功皇后の三韓征伐に因んで建てられた古い神社だそうで
 だから祭神も神功皇后。
本来であれば壱岐一宮でもおかしくないのに、なぜか二宮とされている、と出てきて説明してくれた宮司はくやしそう。

勝本の港はお宮のすぐ目と鼻の先。
 ここから辰ノ島遊覧船に乗る。

 
港を出てまっすぐ行くと右手は名鳥島、左は若宮島。
  
若宮島には名前の通り神社があるが
 この島には海上自衛隊の警備所があるので一般人は立ち入り禁止。

その隣にあるのが無人島ながら海水浴場がある辰ノ島。
 
島の真ん中に深く切れ込んだ湾があって、真っ白な砂浜に近づくにつれて海がエメラルドグリーンになる。
 日本とは思えないような海の色。
 島の東側は断崖絶壁になっていて
 
ミルフィーユのような岩の間に湾に通じる隙間があったりする。

この日はピーカン照りでおかげで海がとてもきれいだったが、風は強くて海風は冷たい。
この島の向こう、対馬との間が対馬海峡だが波が高くて遊覧船は島の北側には出られなかった。
こんな海を古代から三韓征伐やら遣唐使船やらで箱を浮かべただけのような原始的な船で渡ったのかと考えると、それは神仏に祈らなければ到底出発できまい。

遊覧船は40分で港に戻った。


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