文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

資格の取り方12(五感の活用)

2006-11-07 19:09:50 | 資格の取り方
(10)五感を使え

 これから述べる方法は、特に理工系の勉強や、外国語の学習にお勧めしたい方法である。

 皆さんは、勉強をするとき、どのようにしているだろうか。私は、必ず、ペンと広告の裏紙を用意している。別に書くものは、ノートでもなんでもかまわないのだが、後々保存するようなものではないので、広告の裏紙だと、コストもかからず、資源の有効利用にもなるからである。

 これをどう使うかと言うと、理数系の場合は、結構計算式を追わなくてはいけないことがある。それを、広告の裏紙に書いていくのである。当然、ただ書き写すだけではいけない。どうして、このような式に変形されていくのかを理解しながら、自分で導出できるようになるまで繰り返すのだ。理屈が分かれば、なかなか忘れないし、いざというときは、自分で公式を導ける。また、単に本を読むよりは、実際に手を動かす方が脳に与える刺激が全然違ってくる。

 外国語の場合も、単語や例文などを、ひたすら裏紙に書いていくのである。この場合、同時に声に出して読むと、効果は格段に上がってくる。これを継続しているうちに、単語の綴りは手が覚えてくれるし、発音についても自然に身についてくるのである。この方法は、色々な専門用語などを覚えるときも活用できる。

 単に視覚のみに頼りテキストを黙読するだけよりは、このように、他の感覚もフル動員して、文字通り体で覚えるようにすると効果が格殿に違うのである。ただ、見出しに五感を使えと書いたものの、さすがに「味覚」は、特定の試験勉強以外には使えないかもしれない。そう言えば、昔は英単語を覚えるのに辞書を食べていた人もいたらしいが・・・


(この記事は、以前本館の方に掲載していたものを書き直したものです。)


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