文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

資格の取り方9(仕事の中で学べ)

2006-11-04 08:37:59 | 資格の取り方
(7)仕事の中で学べ-「日々是勉強」

 資格を取ろうと思ったきっかけは、人により色々であろう。しかし、仕事のために直接必要だったり、自分の仕事の質を上げたいからという理由でその資格の取得を目指している方も多いのではないかと思う。そのような場合には、仕事と受験勉強を切り離して考えてはいけない。

 新しい仕事を身に付ける場合には、通常、人に教えてもらったり、見よう見まねでやってみることから始めることと思う。その場合、大部分の人は、前例どおりにやっているのではないか。そこをもっと掘り下げて、どうしてそのようにしなければいけないのか、その根拠は何かを掘り下げていくのである。もちろん、既に身に付けたことに対しても同じように振り返ってみることは重要である。

 例えば、技術系の場合は、どうして、このような計算式で計算すれば良いのか、この装置の動く仕組みはどのようなものか、品質管理には、どうしてこのような手法を使わなければならないのかなどである。事務系の場合にも、どうしてこうした経理処理をすればよいのか、この業務をやらなければならない法令的な根拠は何かなど色々考えられる。言い換えれば、実務の中で覚えたことを、しっかり理論まで遡り理解するのである。

 これには、色々な効用がある。実務の中で体が覚えているので忘れないし、理論が理解しやすい。理論的なことが分かっているので応用が利く。仕事がそのまま試験勉強につながり、試験勉強が仕事の質を高め、より効率的で確実な方法に繋がると言う良いサイクルが生まれる。

 仕事と関係のある資格にチャレンジする場合には、ぜひとも心がけていただきたい。

(この記事は、以前本館の方に掲載していたものを書き直したものです。)


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