文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

資格の取り方19(ネバー・ギブ・アップ!)

2006-11-17 19:44:29 | 資格の取り方
(17)試験場では最後まであきらめるな

 資格試験を受けていると、よく、退出可能時間が来たとたんに答案を提出して退室する人がいるのが目に留まる。中には、答案が、すらすらと出来てしまって、これ以上居る必要がないから退室する人もいるだろうが、どう考えても、解答を終わることができるような時間ではない。早々に試験をあきらめてしまい、出て行く人も多いのであろう。1科目目には人が座っていた席が、2科目目からは空いているのもよく目にする。

 資格試験の受験料は決して安くない。むしろ最近は非常に高い。早々にあきらめて出て行くのはなんとももったいないと思う。折角受験するのであるから、最後まで粘らなくては損である。

 私の場合も、試験問題を開いたとたん、予想していたより、ずっと難しそうな問題を見て、「なんじゃこりゃー!」と思い、帰りたいと思ったことが何度もある。でも心を落ち着けて分かる問題から解いていくと、一見難しいと思った問題も、案外順調に解答できるものである。

 ぱっと見て、分からない問題は、とりあえず後回しにしておいて、出来る問題から手をつけていく。それが終わったら、後回しにした問題の中から、少しでも簡単そうな問題を選んで解いていく。最後に、どうしても分からない問題が残るが、これを時間が許す限り、徹底的に考えるのである。

 知っていないと、解けないような問題であっても、とにかく時間いっぱい考えるのである。こうすれば、その回の試験がたとえ不合格であっても、その後の勉強に活きてきて、次回につながってくるのだ。

 なお、マークシート方式の場合は、分からない問題にも、選択肢のどれかに、時間ぎりぎりには、必ずマークしておくことも忘れてはいけない。

(この記事は、以前本館の方に掲載していたものを書き直したものです。)


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