文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

ビジネス実務法務検定2級

2006-11-25 20:29:17 | 資格試験受験関係
 今回紹介する、私が合格した資格試験は、東商の実施している「ビジネス実務法務検定2級」である。

 現在の私は、放送大学教養学部で「産業と技術」を専攻している学生でもあるが、既に一度「社会と経済」専攻で法律と経済を学んで卒業している。経済学が主体の勉強であったが、法律もある程度単位を取っているので、ここで勉強したことを何らかの形で証明しておこうとして受験をしたのである。

 勉強は、問題集を暇なときに2回くらい繰り返しただけ。問題集は、値段が安く、厚すぎず薄すぎず、解説が詳しいという基準で成美堂出版の「ビジネス実務法務検定2・3級試験問題集」を選んだ。法律は少しかじっただけなので、結構知らない専門用語が出てくる。そのような場合は、ネットで調べて問題集に書き込んでいった。最近は、たいていのことはネットで調べることができるので便利である。単に自分の頭の体操のつもりで受ける試験であるし、この資格を取ったからといって別に何もいいことは無いので、そのようなものには、出来るだけコストをかけないというのが私の流儀である。

 会場は、市内の商工会議所。当日は朝から大雨であった。かなり余裕を持って家を出たが、バスが市の中心部に近づくにつれ、動かなくなり、通常なら20分くらいで行けるところが40分も掛かってしまった。

 試験問題を見ると、字数の多さに圧倒される。問題文を読むだけでも大変である。普段このような法律的な文章をあまり読みなれていないので、どうしても途中で頭が飽和しがちになる。問題の中には、中国の法律やアメリカの法律についてのなんてものもあった。ほんとに2級の範囲でこんな知識が必要なのかと思ったが、どっちみち考えても分からないので適当にマークする。こんな問題を出す出題意図がよく分からん。それにしても、この度はいつになく厳しい戦いだった。やはり問題集1冊だけでは不足であったかと少し後悔する。(でも、あまりコストをかけても仕方ない試験だし・・。)少し考えて、分からなそうなものは適当にマークし、さっさと次の問題に移る。それでもなんとか全部マークを埋めて、終了時間15分前には退出した。しかし、この試験についてはまったく合否の予想が立たなかった。

 家に帰って、ネットを検索したら、大原からもう解答速報が出ていた。自己採点の結果は72点であった。合格レベルは7割なので、解答速報が正しく、マークミスなどがなければ合格しているはずであった。

 最近は、2級の試験ばかりを受験している。別に2級コレクターになるつもりはないので、ここらで方向転換が必要かもしれない。

 後日合格通知が来たが、解答速報でチェックした通り、72点で合格であった。問題集1冊での勉強だからこんなものか。それにしても、合格証のお粗末なこと。名刺大の紙のカードである。この時点で既に50以上の資格・検定試験に合格しており、時にはお粗末な合格証もあったが、今回、合格証お粗末さランキングを更新。カラーコーディネーターの試験もお粗末であったが、東商の試験は、受験料が高いくせに、合格証に手を抜きすぎではないかと思う。

 東京商工会議所のHP


(使用参考書)
 「ビジネス実務法務検定2・3級試験問題集」(三木邦裕 成美堂出版)


(この記事は、以前本館の方に掲載していたものを書き直したものです。)

【関連記事】
べんちゃんブログ「ビジネス実務法務検定2級受験!!! 」

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環境計量士

2006-11-25 10:05:49 | 資格試験受験関係
 計量士という資格をご存知だろうか。簡単に説明すると、計量士とは「計量管理」を職務とするものであり、計量士試験は、経済産業省主管の国家試験である。

 計量士は、その専門により、環境計量士(濃度関係)、環境計量士(騒音・振動関係)、一般計量士の3区分に分けられる。私が持っているのは、そのうちの環境計量士(騒音・振動関係)である。

 計量士試験を受験しようと思ったのは、書店で資格関係のテキストを見ていて、「騒音・振動関係」というキーワードにぴんときたからである。既に、公害防止管理者の騒音関係と振動関係を持っていたので、この知識の応用で取れるのではないかと思ったのである。

 書店で、テキストを探して調べてみた。試験科目は、次の4科目である。
 1.環境計量に関する基礎知識
 2.音響・振動概論並びに音圧レベル及び振動加速度レベルの計算
 3.計量関係法規
 4.計量管理概論

 このうち「環境計量に関する基礎知識」、「音響・振動概論並びに音圧レベル及び振動加速度レベルの計算」は既に知っていることも多く、少し勉強すれば、何とかなりそうなレベルである。「計量管理概論」は常識レベルである。問題は、「計量関係法規」である。こちらは、ほとんど知識がないので、ここを重点的に勉強すれば、そう手間をかけずに合格できそうであった。

 そうは言っても、試験会場の某経済大学まで遠いことと、ほとんど勉強もしていないので、最初の頃は、当日の朝めんどくさくなり、行くのをやめていた。

 これでは受験料がもったいないということで、ブログ上で、受験を公言して、何としても受けるのだという気持ちに持っていった。

 受験勉強は、最初は、4科目とも、「よくわかる!環境計量士試験騒音・振動関係」1冊だけで行っていた。何しろ高い本(なんと4,500円)なので、できればこれ以上投資をしたくなかったのであるが、持っているのが古い版であるためか、載っている問題、特に計算問題が、最近の出題傾向から離れているようであった。しかたがないので、別に「環境計量士(騒音・振動関係)国家試験問題解答と解説」を買って、「環境関係法規と物理基礎」および「音響・振動概論」の2科目はこれにより、過去問中心に勉強することにした。

 勉強のやり方は、単純明快である。空いている時間を利用して、テキストに載っている練習問題や過去問を繰り返して数回やっただけである。その際大切なことは、単に答えが合っていたとか違っていたとかいうだけではなく、どうしてそのような答えになるのかを、解説などを読んでよく理解していくということだ。

 当日は、受験会場が家から離れているので、朝一番のバスに乗り、試験会場に向かう。大学は、山にへばりついたような場所にあり、試験というよりは、山登りにいっているような感じであった。

 体力には自信が無い方なので、会場について時は、くたくたで、もう帰りたくなった。本当に帰ろうかとも思ったが、思い直して、試験を受ける。

 最初の2つは、計算問題も結構ある。山登りでくたびれているのに、計算なんかで頭を使いたくないぜ(オィ!)と思いつつ、解いていくが、過去問と比較して難易度があがっているような感じであった。

 試験科目は、それぞれの試験時間が70分(半端ですな)、合格基準は、最初の二つと後の2つの合計がそれぞれ6割程度である。後日、経済産業省のホームページに掲載されていた模範解答で答えあわせをすると、自己採点すると、最初の2つが合計33/50、後の2つが合計36/50でなんとか合格圏内であった。

 私の受験した騒音・振動関係は、受験者数1,325名、合格者206名、合格率15.5%とのことである。それにしても、受験者が全国で千数百人とは、かなりマイナーな試験である。

 使用したテキストはこちら

 合格証はこちら



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