文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
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宅地建物取引主任者資格試験

2006-11-26 11:02:13 | 資格試験受験関係

 今日は、平成15年に合格した宅建試験(宅地建物取引主任者資格試験)について紹介したい。

 宅建試験とは、皆さんご存知と思うが、試験実施機関である「(財)不動産適正取引推進機構」のホームページから引用すると、以下のように書いてある。

「宅地建物取引業を営もうとする場合、国土交通大臣又は都道府県知事の免許を受ける必要があります。

 免許を受けるに当たり、その事務所その他国土交通省令で定める場所ごとに、事務所の規模、業務内容等を考慮して、国土交通省令で定める数の成年者である専任の取引主任者を置かなければならないとされています。

 取引主任者になるためには、まず、宅地建物取引業法(以下「法」という。)で定める宅地建物取引主任者資格試験(以下「試験」という。)に合格しなければなりません。」

 要は、不動産の会社は、取引を適正に行うため、それなりの専門知識を持った宅地建物取引主任者を置いて、これに法で定められた業務を行わせなければいけないということである。それでは、合格体験記に入ろう。

 これまで連載してきた「資格の取り方」を読んでいただければ想像できると思うが、私は、長期に渡って同じことをこつこつするということが苦手である。そこで、資格試験などの勉強は、短期集中型でいくことにしている。この時は、試験の1箇月前あたりから、通勤電車の中での暇つぶしも兼ねて、1冊のテキストを繰り返して読んでいった。

 使ったテキストは「Dr.山口の最速宅建攻略法(平成12年度版:住宅新報社)」である。これ以外には適当に受験雑誌を拾い読みした位で、勉強の99%は、この本1冊のみで行っている。ただ、民法などは、放送大学で単位を取っており、前の年に管理業務主任者試験にも合格しているので、まったくのゼロからのスタートというわけではなかったが。

 宅建の参考書は書店に行けばたくさん売られているので、選択に迷うところだが、選ぶポイントは、1冊で必要最小限のことを網羅しており、問題もある程度の量が載せられているものである。

 ところで、なぜ、15年に受けた試験に12年度版のテキストを使ったのかと思われる方がいるかもしれないが、このテキストは、昔受験しようと思って買ったが、途中で面倒くさくなってお蔵入りしていたものだ。新たに買い換えるのももったいなかったのでそのまま使用したのである。なにしろ受験のコストは極力押さえるというのが私の流儀なのだ。

 たしかに法律はしばしば改正されるが、たとえ重箱の隅のような部分が改定されたとしても、根っこの部分の考え方は数年程度ではあまり変わるものではないものだ。これが仮に情報通信関係の資格なら、技術の進展が非常に早いため、数年たてばまったくテキストが使い物にならなくなるということもあり得る。

 でも法律とは人間の利害関係を調整するものである。人間の利害関係に関する考え方が数年程度ではおおきく変化することはありえないであろう。そこで、その利害関係を調整するための法律も大きく変わるということはないはずだと思ったのである。また、根本となる考え方などをよく理解しておけば、細かい部分に多少改正があったにしても、ある程度はどれが正解かを判断することが可能であると思う。

 試験の2週間前位からは、家でも集中的にテキストを読んでいった。このときのやり方は、まず、各テーマの最初のまとめの部分をざっと読んで、後は、各テーマの終わりについている練習問題の部分をひたすらやっていくというものである。その際大切なことは、解答をチェックする際に、自分の解答が正解か否かに関わらず、解説部分をしっかり理解するということだと思う。

 この本の場合、練習問題が○×式ということもあり、解説はそれぞれの設問に一言程度しかついていないが、それでもけっこう問題数が多いので、かなりの実力がついた気がする。仕事があるので、時間が余り取れなかったが、通勤電車での勉強も入れて、それでもなんとか2~3回はテキストを繰り返すことができた。

 これは、あらゆる試験勉強に共通することだと思うが、いろいろなテキストを何冊も勉強するよりは、1冊のテキストを何度も繰り返した方が効率的だと思う。その場合も、単にテキストを読むだけではなく、過去問の勉強を中心にし、重要事項はマーカーで何度も塗りつぶしていくことが大切である。テキストは、どんどん汚していくことが大切で、私の使ったテキストは、用済みになっても、古本屋さんにはとても売れない位マーカーで色とりどりとなってしまう。また、あまり分厚いテキストでは、途中でくじける確立が高くなるため、適度な厚さのものを選ぶことも重要であろう。1冊のテキストで本当に大丈夫かと不安に思われる方も多いと思うが、満点を要求されるような資格試験は存在せず、通常は7割程度も取れれば合格するのである。また、仕事を持っている人は、現実問題として、勉強にあまり長い時間を取ることが出来ず、効率的に勉強をしなくてはならない。良いテキストを選んで、内容を確実に理解しておけば、この試験で言えば8~9割方の得点は可能ではないかと思う。

 当日は、会場の入り口で、色々な受験予備校のパンフレット配っていたが、見ると、要点のチェックや法令の改正点なども書かれていて、試験が始まるまでの間の最終チェックに非常に役立った。これをもらわない人もいたが、以前にも述べたように、結構役にたつものなのである。

 宅建試験に関することはこちら⇒(財)不動産適正取引推進機構


(この記事は、以前本館の方に掲載していたものを書き直したものです。)


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コメント (2)
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