文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

資格の取り方6(細切れ時間の活用)

2006-11-01 19:03:38 | 資格の取り方
(4)細切れ時間をうまく利用しよう

 これは、おそらく、どの資格本にも書いてあるので実行されている方も多いと思うが、有効な方法なので、私も勧めたい。

 フルタイムの学生ならともかく、私たちのように、仕事を持っている場合には、なかなか勉強の時間を確保できないというのが悩みの種であろう。残業が多かったり通勤時間が長い人はなおさらである。こんな場合にすぐ思いつくのが、睡眠時間を削って勉強するというものである。しかし、やむをえずに一時的に行うものならともかく、常時これを続けると言うことは、よっぽど体力のある人以外にはお勧めできない。睡眠不足だと、肝心の仕本職の方に差しさわりが出てくる可能性があり、場合によっては災害にもつながりかねない。職業人は、本職あっての資格取得である。必要な睡眠はきちんととることが基本である。

 それでは、どこで勉強すればいいのだろうか。よく観察してみると、一日の中には、結構無為に過ごしている時間があるものである。これを有効に活用するのである。例えば、通勤時間、昼休み、出張や旅行の往復時間、待ち合わせの時間などである。更にトイレや風呂の時間だって使おうと思えば使えるのである。

 私の場合、昔通勤に時間を取られていた時期には、よく通勤電車の中でテキストを読んでいたものである。もっとも私は朝が弱いので、行きの電車ではは大抵寝ていたが、帰りの電車ではできるだけ何かを読むようにしていた。今は、通勤時間が短くなったのであまり出来なくなってしまったが、資格試験の勉強には十分役に立った。また、受験の無い時期には、小説なども結構読めたのである。

 しかし、これは万能の方法ではないことにも注意する必要がある。効率的にやろうとすると、まず、教材を選ぶことが大切だ。もちろん、普通のテキストでもある程度の効果はあろうが、一番いいのは、○×などで答えを出すクイズ形式の問題になっているもので、詳しい解説が付いているものである。

 あまり適さないのは、計算を伴うようなものである。私などは、乗り物に乗っているときに、計算をやろうとすると酔って吐きそうになる。このようなものは、土日等のまとまった時間を取れるときに集中してやる方が効率的であろう。もっとも、毎日時間が取れるのなら、それに越したことはないのであるが。要はうまく使い分けながら継続していくことである。

(この記事は、以前本館の方に掲載していたものを書き直したものです。)


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