文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

見上げると君は(2)

2020-11-04 09:31:59 | 書評:その他

 

 低身長可愛い系男子の渋木優希と、高身長かっこいい系女子・高峯千賀子の繰り広げるラブコメ。二人は同じ高校に通っている同級生だが、クラスが違うので、1巻で出会うまで、面識がなかった。なにしろ、学校で出会うまで、千賀子は優希のことを小学生男子だと思っていたし、優希は千賀子のことをかっこいい男だと思っていたのだ。

 この2巻では、特に事件は起こる訳ではない。描かれるのは二人を中心とした学校生活。ちょっとした行き違いを重ねながら、「雨降って地固まる」という言葉があるように、ふたりの関係は深まるようである。そしてとうとう、最後の方でお互いの気持ちを告げあう。

 高身長でかっこよく、そしてとっても優しい高峯さん。きっと、優希君でなくても、好きになるのではないかと思う。全4巻なのであと2巻ある。果たしてこの後どう展開していくのだろう。

☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

 

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